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Project Mein Herzのあとがき

去年からツラツラと書いてきましたが、今日でProject Mein Herzの事を書くのは最後となります。
最後の方はかなりドタバタでしたが、無事にリリースできたのでよかったです。
製作期間は、途中放置が長かったのですが大体3ヶ月間位でしょうか。
特に”ほぼ完成”状態からの放置プレイは、今までに経験した事のない程のモチベーションの低下を招く結果となりまして、内輪では公開が危ぶまれたりしておりました。
もともと公開する事にあまり重きを置いてないので、製作していて満足してしまうと途中で止めたり、完成しても未公開にしてしまう事が多々あります。
でも、今回そうならなかったのはこのBlogのおかげだと思っています。

Blogに書いちゃった手前、途中で止めるのは「マズイですよねー」と言う心境からです。

– 死の世界 –

さて、今回は長いです。
長文を読むのが面倒な人は、画面の右斜め上にある×印を押して、とっととどこかへ行っちゃって下さい┗(^o^ )┓

じゃあ始めるよ。

コンセプトは”怒りと破壊”
敗戦国の悲しい性でしょうか、日本やドイツを題材にしたものはお涙頂戴系が多いのですが、私は辛気臭いのが余り好きではないので、”お涙”は前面に出さないように作る事を念頭に置いて作業を開始しました。

かと言って”RABAUL”のような”まるで砂糖水”のようなビデオにはしたくなかったので、ドイツ空軍の活躍を描きつつも控えめな描写を心がけました。
一応ドイツ空軍の視点で作っていますが、タイトルにあるJV44はおろか、肝心のMe262もあまり前面に出さないように心がけて作っています。
これは、”敗戦国の決戦兵器”が持つ宿命的な意味合いを表現しようと考えたからです。

– Me262 V3の初飛行の様子 –

敗戦国・・・これは日本にも当てはまりますが、決戦兵器への想いが強いと言う特徴があるように思えます。
戦時中であれば、決戦兵器に一縷の望みを賭けると言う事もあるでしょうし、戦後の人々の中には「あの兵器が完成していれば」や「あの兵器が量産できていれば」と言った”たられば的な願望”に想いを馳せるのも致し方ないのかもしれません。

しかしながら、戦争と言う巨大なシステムの中での一兵器の位置づけと言うものが、必ずしも大きい訳では無い事は図らずも歴史が証明している悲しい現実でもあります。
特に先の大戦のような未曾有の消耗戦と中途半端な情報戦の中では、質よりも量が勝敗を左右したように思えます。

当初私もMe262を目撃した連合国軍の兵士達は、その圧倒的な性能差に恐怖したのだろうと思っていました。
事実そう言う証言もあるので、そのように思った兵士もいたのでしょう。
ですが、全体的に見た印象としては、Me262よりもむしろBf109やFw190、更には88ミリ高射砲の方を恐れていたようでした。

ちょっと例えが変ですが”遠くの恋人よりも近くの友人”と言うのに似てると思います。
たまにやってくる凄いジェット戦闘機よりも、毎回やってくるレシプロ機、そして何の前触れも無く自機を粉砕する高性能な高射砲。
差し迫った死の恐怖とは、現実的に理解できる範囲の恐怖であるという事は今の世界でも良くある事です。
それに、カタログスペックだけで考える行為は正に机上の空論と呼べるもので、実際の戦闘では稼働率の問題や運用のし易さなど、作戦上兵器に求められる要素が如何に多岐に渡るものなのかなど、今回ビデオを作ってみて改めて考えさせられました。
貴重な生存者の証言を読むにつけ、現代人はとかくカタログスペックで兵器を語ろうとしますが、実際にそれと対峙した当時の人たちからすれば、それらの行為が如何に的外れで滑稽な事であるか、改めて教わったような気がしました。
このような理由から、徐々にMe262の露出を増やしつつ、この兵器の持つ潜在的な破壊力を連合国側の機体が破壊されるシーンで表現しようと考えました。
もっとも、圧倒的な速度差を生かした一撃離脱戦法を得意とするMe262の実際の戦闘も、連合国側からすれば一瞬で撃破される事が多かったと思われますので、そういう意味からも今回の見せ方は良かったと思っています。

– このパッケージは如何なものか –

更には、機体の破壊シーンや、爆撃されるシーンを繰り返す事で、見る人に不快感のようなものが伝われば良いと考えました。

これに関しては、たぶんこのビデオを作り始める前に、北野武監督の”アウトレイジ”を見たからだと思います。
アウトレイジ・・・ご覧になった方も多いと思いますが、正直言いまして最初観た時は「へ?」って感じだったんです。
あまり意味も無く暴力シーンが延々と続いて、セリフも皆が「バカヤロー」とか「コノヤロー」と言うばかりと言う印象しか残らなかったんです。
北野映画の魅力のひとつに”暴力”がある訳ですが、それにしてもそればかりが続くと「もうおなかいっぱい」と言う感じで、正直観ていて不快に思いました。
でも、この映画がつまらないかと言えば嘘になります。
映像も美しいですし、とてもテンポが良く、ダレることなく最後まで一気に見せてしまう辺りは、変に説教臭い日本映画の中にあって「さすがは北野監督」と頷ける程です。
要するに因果応報と言うことなんだと思いますが・・・もし、気になる方は是非見てみてください。
鈴木慶一氏の音楽が良かったです。

無理やりこの映画に意味を見出すとすれば・・・

「バカヤローダンカン、ヤクザのやる事に深い意味なんかねぇよ」と、北野監督が言ったかどうか知りませんが、”そもそも暴力に深い意味なんか持たせる必要は無い”と、北野監督が割り切って映画を一本作ってみたかったのでは無いのだろうかと思いました。
それ位暴力シーンしか印象に残らない映画でした。

翻って戦争と言う行為そのものも、開戦時には存在したであろう大儀はいつしか忘れ去られ、長期戦は人々の心の中から勝利という目的すら奪い、敵を殺す為だけの作業になってしまっていたのではないか?
いや、開戦時には確かに大儀も意味もあったのかもしれないが、こと殺し合いに関して言えば最初から大儀や意味などは無かったのではないだろうか。
はたまた後世の人々は、とかくそれらの行為にすら何か意味を持たせようとしますが、果たして意味はあったのか・・・
ならば、意味の無い殺し合いを描く意味の無いビデオがあっても良いのではないだろうか・・・と、こんな感じで中二病的な妄想をしているとある日突然降りてくるんです。
ビデオの神様が。
因みにですが、最初の戦闘シーンは気がついたら完成してました。
作ってる最中の事は殆ど覚えていません。
これがいわゆる”降りてきた状態”って奴ですね。
内輪では”チャネリング状態”と呼ばれています。

ちょっと話がそれましたね┐(゚~゚)┌

– ドイツの都市を爆撃するAvro Lancaster –

最初のシーンは夜の空爆から始まります。
恐怖の一夜から朝になり、人々には僅かながらの希望が芽生えます。
決戦兵器に対する人々の願望のような思いを表現しています。
昼間はアメリカ軍が、夜はイギリス軍のランカスターが爆撃を行いました。
人殺しをシェア・・・如何に合理的に人を殺せるのかを考えた人が、この時代の英雄なのかもしれない。

– 地下工場で生産されるMe262 –

生産中のMe262のシーンは、Wikipediaにあった実際の写真をモチーフにしています。
昼夜を問わず繰り返される爆撃を避けるように、地下に作られた工場で秘密裏に製産される決戦兵器。
漫画のような話ですが、実際もそうだったんだと知って凄く驚いたので採用しました。
プラモデルでジオラマを製作しているサイトなどを参考に、FMBを使ってベルリン近郊の飛行場に作りました。
今回のビデオを製作する上で、もっとも苦労したミッションファイルでした。

– 破壊されてバラバラになるB-17 –

戦闘シーンは4回ありますが、その全ては同一コンセプトで統一しました。
これは先にも書きましたが、繰り返す事で意味を持たせようと考えたからです。
代わり映えしない戦闘シーンを、如何に飽きさせないように作るかも課題のひとつでした。
ある意味、アメリカ軍機が派手に壊れれば壊れる程Me262の強さを表現する事ができるので、派手に壊れるよう意識しました。

– 黒は私の最も好きな色 –

楽曲で言うところの最初のAメロの部分はWikipediaにあった三面図をブループリント風に加工して使っています。
図面をイメージさせ、黒バックの無塗装の機体を交互に見せることによって生産工程を表現しています。
無機質な金属感を表現したかったので、イメージ通りにできたので嬉しいです。

– 滑走路へと向かうMe262 V3 –

試作三号機の飛行を再現しています。
アドルフ・ガーランド少将(当時)が試乗し、「天使が後押ししているようだ」と絶賛したのは4号機ですが、ジェットエンジンで最初に飛行した試作3号機を使用しています。
一応リペイントは5号機まで全て用意したのですが、3号機以外は無駄になりました。

– 手前が”White3″ ガーランドの乗機と言われているが定かではない –

ようやくJV44が姿を表します。
実際こうやって整列したのかは定かではありません。
と言うのも、極めて燃費が悪かったMe262は「トラクターによって牽引され滑走路まで運ばれていた。」と海外のサイトに書かれていたので・・・
カッコイイから「ま、いっか」と言う事で。

– AEを使ったheat blurの表現にも多少慣れた気がする –

離陸のシーンも、2機同時に離陸していますが、これも定かではありません。
なにせ決戦兵器ですから資料も少なく、ましてや当時の映像も少ないので確認は出来ませんでした。
これもカッコイイから「ま、いっか」と言う事で。

– 陽光を背に輝きを放つ勝利の女神ヴィクトリア –

Siegessäule”戦勝記念塔”は、父がドイツに単身赴任していたので子供の頃に実際に見に行ったことがあります。
「まさか無いですよね~」と思いながら試しにIL-2のベルリンのマップを見ていたら、なんと!ありました。
コレを見つけたときは本当にIL-2って凄いゲームだなと思いました。
ちゃんとツボを心得ていると言うか、”外さない”凄さを感じました。
だからこそ息の長いゲームなのかもしれません。

– ついに彼女は、この星の支配者となるはずだったDas Dritte Reichを見放した –

この”戦勝記念塔”は平和の象徴として描いています。
陽光を浴び、金色に輝く女神ヴィクトリアは、美しいドイツの街並み象徴しています。
それが一転、背後にある街並みからは黒煙が上がります。
これは敗戦が近い事を暗示しています。
それでも懸命に首都を守る為にJV44は戦うわけですが、奮戦むなしく一機また一機と落とされていきます。
墜落する一機が、まさに地面に激突しようかと言う瞬間、女神は爆煙に包まれてしまいます。

– 戦後、女神はフランスへ持ち去られていたが、今はベルリンに。

ヒトラー”総統”の演説に関しては、入れるべきか止めるべきかで”相当”悩みました。
※本日のおやじギャグ( ´・_・`)

父親の仕事の関係で、子供の頃にドイツには数回行った事がありまして、そのせいもあってドイツは好きな国の一つです。
しかし、ヒトラーに対するドイツ人の感覚は、正直理解できない程厳しいと感じていました。
子供が感じるわけですから、どれ程の言われようなのかわかりますよね?
で、中学生の時だったとおもいますが「我が闘争」を読んだんです。
反ユダヤ主義とアーリア人至上主義の部分以外はかなりまともな事が書いてありまして、巷での言われようとはかなりかけ離れていてびっくりしたんです。
もっとも、悪評ばかり耳にしたうえで読んだので、余計にそう感じたのかもしれませんが・・・
今回入れた演説の内容は以下に。

私は、我が民族の復興が自然にできるとは約束しない。
国民自らが全力を尽くすべきだ。
自由と幸福は、突然、天から降ってはこない。
すべては諸君の意志と働きにかかっている。

この演説は、アドルフ・ヒトラー総統の首相就任時のものです。
第一次世界大戦に敗戦した事を言っていますが、まるで第二次世界大戦での敗戦を予兆しているかのような内容なので採用しました。
それに、今の私たち日本人へのメッセージにも取れる内容ではないでしょうか。
”棚から牡丹餅”的なことは、人生においてはありえない。
民衆に対して変に誤解を与えるような耳障りの良い表現を使う昨今の日本の政治家とは対照的ではないでしょうか。
演説の内容はは至極当然なことを言っていますし、こと経済政策に関して言えば、この時、ヒトラーはドイツ国民にとって救世主だったのは紛れも無い事実なのです。
”権力は人を腐敗させる”と言います。
崇高な理念と強烈な野心とは、中々相容れるものではないのかもしれません。
しかしながら、その権力をヒトラーに与えたのは、誰あろうドイツ国民なのです。
ヒトラーに関しても機会が有れば書いてみたいです。

– 炎の中から姿を現すMe262 – 戦後の復興を象徴するシーン –

それでも戦い続けるJV44。
まさに”不屈のゲルマン魂”と言いたいところですが、実際には”ゲルマン魂”という表現はドイツにはありません。
”ジョンブル魂”は、あるみたいですね。
ラストは曲が”ブツっ”と切れちゃうのでどうしようか悩みましたが、このような形で収めました。

音楽はRAMMSTEINのMein Herz brenntを使いました。
これは歌詞が気に入ったので。
Mein Herz brenntとは”オレの心は燃えている”という意味です。
因みにバンド名のRAMMSTEINとは、1988年にFrecce Tricoloriが大事故を起こしたエアショーが開催された街の名前(スペルが一字違います)に由来しています。

ただ、ひとつ残念な事は、YouTubeでドイツの人々が視聴できないと言う事です。
先日Soykaさんから連絡が来ました。
ま、でもしょうがないか(゚ε゚)キニシナイ!!

余談ですが、元々このプロットは震電を使ってビデオにしようと考えていました。
広島、長崎の原爆を阻止する事に成功した日本は、1946年まで戦うと言う設定を考えていました。
最後は東京に原爆を投下されるのを震電が防ぐと言った内容です。
あまりにもファンタジーなので止めたんですけどね(´・ω・`)

と言う事で、長々と書いてきましたがこれでおしまいです。
今回も面倒だったけど作ってて楽しかったなと言う事で・・・アディオース(・ω・)ノ

BEHIND THE MASK

– B-17を粉砕するMe262 最終的な色味はこんな感じ –

やはり・・・と言おうか、案の定AEで苦戦。
マスクを幾重にも重ねるのを初めてやったのですが、うまく抜けなかったり、余計なとこが抜けちゃったりで苦戦してました。
基本的な事はマニュアルや解説本を読めばわかるけど、チョット複雑な事をやろうとすると戸惑ってしまうのは我流の悲しい性かもしれませんね┐(゚~゚)┌

でも、とりあえず完成。

実は数日前に完成していた。
で、内輪だけで試写会を開いていた。
もちろん、この動画を作るキッカケとなったLukasさんとSoykaさんにも見てもらってました。
二人とも喜んでくれたので良かったです。

因みにLukasさんは、”SUBLIMATION – RIDEN”と言うビデオを製作する際に大変お世話になった方です。
某有名ゲームソフトメーカーにお勤めのドイツ人です。

Soykaさんは、Lukasさんの友人で、日本通なドイツ人です。
千葉で”キリンの生”を飲むのが夢だそうで・・・ってSF好きの人なら元ネタわかりますよね?

とにかく二人とも愉快な人達で、リアルで会った事は無いんですが、たぶん同じ学校とか職場とかにいたら仲良くなれそうな感じです。
向こうもそんな事を言ってました。

今、YouTubeにアップしつつコレを書いています・・・と、どうやらアップできたようです。
ニコニコ動画にもアップしたいんですが、いつもニコニコ動画の管理をお願いしている方の都合が悪いので、これから自分でアップしてみたいと思います。

上手く出来るだろうか・・・(+_+)

興味のある方は、ここのリンクからYouTubeに飛ぶか、ニコニコ動画で探してみてください。
実はここに動画を貼ろうかと思ったのですが、なぜか動画がカクカクするので諦めました。

と言う事で、これが終わったら泊まりでスノボに行ってきます。
なにやらこの3連休は天気が荒れ模様らしいので、内心ちょこっと心配なのですが・・・( ´・_・`)

では、行ってきます。

アディオース(・ω・)ノ

Adobeカンタービレ

After Effectsと言えばPhotoshopと並んでAdobe Systemsの人気商品だ。
動画に様々なエフェクトを追加したりして加工する為のToolで、簡単に言ってしまえば動画版Photoshopのようなものだ。
編集ソフトの一種だと勘違いしている人も多いようだが、似て非なるものとはこの事だと言えるほど違う。
もちろんAEを使って動画を編集することも可能だが、あんなもので編集するくらいなら趣味で動画製作などやらなかったかもしれない。

– 自然なheat blurの表現はきわめて難しい –

例えるなら・・・

あなたは歩くのが好きだ。
だから毎日歩くのも苦にならない。
日本の本州を地図で見て見ると、山口県は下関まで地続きだ。
あなたは下関に行かなければならない。

歩いていきますか?

と、こんな事を悶々と考えながら近所のスーパーまで買い物に行って来た。
今日はこれからミートソースを作る。
来週から仕事が忙しくなるので、ミートソースを小分けにして冷凍にする。
そうしておけばちょっと遅く帰ってきてもパスタを茹でさえすればミートソースが食べれる。
更に、お湯で伸ばして、ベーコン、ジャガイモ、キャベツを足して煮込めば”なんちゃってミネストローネ”の完成となる。
意外とミートソースは万能なのだ。

ご飯も炊く。
冷凍の備蓄ごはんがなくなりそうなので、コレも小分けにして冷凍保存する。
こうしておけば、食べる時にレンジでチンするだけなので簡単だし、「サトウのごはん」を買うよりも経済的だ。

さて、ビデオの話。

AEを使わなければ既にリリースできていた。
が、何年もビデオを作りなどをしていると、自分に対する要求がドンドン上がってしまう。
ビデオを作り始めた頃は、それこそキャプチャして適当に繋げただけでも満足だった。
が、今となってはその程度のくだらないモノでは満足できない。
「アレやってみよう」的なアハ体験ならぬ”アレ体験的”な、何か知的好奇心を刺激する”アレ”が欲しいのだ。
そういう意味でAEには”アレ”が沢山詰まっている。
ただし、AEが使いやすいToolかと言えば( ´・_・`)な気分だと言わざるを得ない。

一応AEでの作業は終了した。
毎晩、仕事から帰ってきてからチマチマとAEで作業していた。
ラヴェルのボレロを聴きながら作業した。

この一週間、モーリス・ラヴェルの”ボレロ”を何度聴いただろう。
映画”愛と悲しみのボレロ”でご記憶の方も多いと思う。
200回以上は聴いた。
延々リピート再生。
”AEでの作業”と言う退屈な作業を完遂できたのも、このボレロのおかげだと言っても過言ではない。


– この曲のおかげで”AE”を楽しむ事が出来た。 –

余談ですが、映画に使われたクラシックの名曲は多い。
”地獄の黙示録”に使われたリヒャルト・ワーグナーの”ワルキューレの騎行”はあまりにも有名だが、この”愛と悲しみのボレロ”に使われたラヴェルのボレロも素晴らしい名曲である。
”のだめカンタービレ”のおかげで”なんちゃってクラシックファン”が増えたのは良いが、クラシックのCDが置かれたコーナーで、アニメやテレビドラマの話をするのは止めて欲しいと思うのは私だけではないはずだ。
「しーん」と静まり返った都内某店のクラシックCD販売コーナーで、嬉々としてアニメの話をしてた馬鹿をガン見していた初老の紳士の目には殺意が宿っているように見えた。

と言う事で、レンダリングしてチェックする前にコレを書いている。
なので、やり直しの可能性もあるが、とりあえず山は越えたかなと思っている。
早ければ今夜か明日。
遅くても来週中にはリリースできそうだ。

一人ジェンガ

ようやく纏った時間が取れたので、これを書いたらビデオ作りを進めてみたい。
とりあえず半分くらい出来上がってるので、今日の集中具合によっては本日中に”ほぼ完成”状態まで持って行けるのではないかと思う。
年々一人の時間が取り辛くなってきた。
年齢を重ねるごとに雑務が増えいくのは致し方ない事なのだろうか。
誰にも邪魔されず、一人ジェンガを楽しめるくらい自分だけの時間が欲しい。

それに、年末の大掃除もしなくてはならない。
ここへ引っ越してきてまだ半年も経っていませんが、やはり年末には大掃除が良く似合う。
なので、チョットずつではあるが今日から始めてみた。


– Me-262の正面図 Blueprintっぽく加工してみた –

ところで、今朝、知り合いからのメールで知ったのですが、IL-2の公式パッチ4.10がリリースされたのだとか。
発売されてから大分経ったのにもかかわらず、こうしてパッチを出してくれる開発者には感謝の言葉も無い。
と言う事で早速DLしてみたものの、ビデオ製作中につきインストールはお預けとなった。
なぜなら、インストールしたせいで大幅に見た目が変わってしまったり、バグなどで作業が滞るのだけは避けたいからだ。

以前の話ですが、MSFSのビデオを作っていた時も”空港周辺を綺麗にするアドオン”と言うのを嬉々として入れてみたところ、グラフィックデータが32bit化されていたおかげであまりにも重く、空港周辺に行くと描画がカクカクになってしまった事があった。
非力なマシンorV-RAMの少ないカードの場合は、グラフィックデータが32bit化されるとアウトだ。

他にも、ビデオ製作中に新しいグラフィックドライバを入れてみたところ描画バグがあったりして、原因がドライバにある事を突き止めるまでに大幅に時間をロスした事があったのだ。

それ以来、ビデオ製作中は何があっても自分の環境は変えない事に決めたのだ。


– 本日の”庶民のスイーツ” –

新商品らしいので買ってみた。
”おいしさハンサム級”と言うコピーが妙に昭和チックだ。
明日会社で「ハンサム」を流行らせて見たい。
塩チョコと言う事でしたが、イイ意味でもワルイ意味でも普通にチョコなので安心しました。

上のは便乗商品ですな( ゚д゚)
マーケの世界では、いわゆる”二匹目のドジョウ”と言うのは確実に存在します。
と言うか、三匹目も四匹目も確実に存在するのだそうな。
こうしてマンマと購入している私が良い証拠です。

どちらも美味しかったけど、やっぱりユーラクさんの方が美味しいですね。

と言う事で、あちらの世界へ行ってきます。

1945年、未だ春遠い4月のドイツへ(・ω・)ノ

ゆらゆら帝国

昨夜は友人が遊びに来た。
今年のボジョレーとチーズを持ってやって来た。
なので夕飯のパスタは私が作った。
そしたら友人が激写したので貼ってみた。


– 意外と良い感じに出来た。 トマトとハーブチキンの冷製パスタ –

この寒い季節に冷製パスタとはこれ如何に・・・と思われるだろうが、来年の夏まで賞味期限が持たないのでこれにしたのだ(゚ε゚)
バジルは自家製。
ベランダで育ててるので無農薬だ。
他にもいろいろ育ててるのですが、今年の夏の暑さでことごとく全滅。
特に大葉は酷かった。
いつもは食べきれないほど育つのに、今年は葉の色が悪く小ぶりですぐに枯れてしまった。
来年がんばろうと思う。


– CDDSExplorer – INSERTを押すもエラーが出る –

さて、前々回の続きを書こうと思っていたのですが、ちょっとトラブルが発生したので書いてみたい。
前回のBlogにも書いたが、F-15のMODを手に入れた。
素晴らしい出来栄えに感謝感激なのですが、機体モデルに合わせてリペイントの割り当ても変更になってしまった。
そのリペイントデータのファイル形式がCDDSと言う始めて見るものだった。
ちょっと調べたらMODMAN付属のToolでBmpファイルに解凍してりぺができる事がわかった。
前回のBlogのSSがそれだ。
が、今度はそれをCDDSファイルに変えたいのだが、これがエラーを吐いて出来ないのだ。
いろいろ検索するも分からなかったので、”TEMP TEXTURE”の中にBmpファイルのまま放り込んでみたらOKだった。
とりあえず読み込めるものの、CDDSへのコンバートは出来ないままなので問題の本質的な解決には至っていない。


– Me-262 V3 試作三号機 –

はじめてのゲームの場合はこういう事がよくある。
聞きなれないファイル形式に悩まされたり、新しい用語に出合ったり。
IL-2のリペイントの時も”減色”する事を知らず、りぺしてBmpファイルをフォルダーに入れても読み込んで貰えず悩み続けたりもした。
最近だとデフォのskinを抽出する方法が分からなかったので、暇を見つけては調べていた。
疑問に思ってから一月くらいたってようやく分かった。
既に必要の無い事なので、今更分かっても仕方がない訳ですが・・・┐(゚~゚)┌


– Me-262 V3 胴体に黒い穴が見える。整備用の穴だろうか?-

PC UCの最後の文字が何号機かを表しているのかも、こうしてリペの為にいろいろ調べた結果知った事だ。
当然と言うか、やはりドイツ機なので、ドイツ語のサイトには詳しく書かれていたが、残念ながら深く理解できるほどの語学力は無い。
英語のサイトなら何とかなるが、ドイツ語のサイトは無理。
でも、ロシア語のサイトよりかはマシかもしれない。
あのキリル文字は、正直言って宇宙人の文字にしか見えない。

Помогите! Иди ко мне.

IL-2やLOMACに関してはロシア語の優良なサイトを結構教えてもらいましたが、どのボタンがダウンロードなのかすらわからないありさま。
変なボタン押したらマッチョなロシア人が集団で踊るフラッシュアニメのサイトに飛ばされた。
ちょっと怖かった。

glass
– 風防ガラスに走る弾痕 –

After EffectsなどのToolも得意ではないけど、欲しいシーンがある場合は試行錯誤を繰り返す。
その度に新しい発見がある。
リペにしても、ビデオ作りにしても、3Dモデルにしても、私の場合は全て独学。
一冊だけ解説本を買ってきて、それを見ながら試行錯誤を繰り返す。
分からなければネットで調べる。
我流の極みなので、無駄も多いし、決してスマートなやり方ではない。
でも、知的好奇心が徐々に満たされていく過程は、なんとも言えないほどに楽しいものなのだ。

知識が無い事は恥ずべき事ではない、恥ずべき事は学ぼうとしない事だ。

Mein Herz Brennt

社内プレゼンが通ったよ\(^o^)/
月曜日に発表があったんだぁ。
来年は忙しくなりそうで、今から物凄く楽しみ。

やっぱり、仕事で得られる満足感って言うのは、遊びや趣味では絶対に得られないんですよね。
その代わり、落ち込む時はかなり落ち込むわけですが・・・
この一年は本当に辛かった。
ちょっと大げさに言えば、今まで味わった事の無い敗北感と挫折感だった。
引越しをしたのも嫌な流れを変えたかったからだ。
でも、去年涙を呑んだあの日の自分にようやく雪辱できたと思う。
と言う事で、今週は遊び呆けてました\(^o^)/

で、今日は削除される前に見たかったので早く帰ってきた。
で、さっきまでそれを見ていた。
全部見れたので満足。

現場で命を張ってる方々に対しては、本当に頭が下がる思い。
と同時に、さぞかし悔しかったのではないだろうかと思う。
最後には正義が勝つのだと信じたいし、真実を知る権利が保障されてこその民主主義だという事を忘れてはならない。
過去に交わされた核の密約は暴露できても、今起きている自分達にとって不都合な出来事を隠そうとしている日本国政府には恥を知れと言いたい。

と・・・またもネトウヨ的な書き出しで始まりましたが、私はニートでは無いのでプロのネトウヨではありません(´ー`)y─┛~~サーセン。

と言う事で、来年から忙しくなるのでビデオを作らないと完成は夏以降なんて事もありうるので、ちょいとダケですが作業を開始した。
そうは言っても降りてこない時はからっきし駄目なので、苦手な仕込みをする事にした。


– 試作二号機のMe262。 BMWエンジンではなく、Jumo 004Aが積まれた機体 –

全てのジェット戦闘機の母と言う事になるのでしょうかね?
形なんか見ても、現代でも十分に通用するような気がしてしまう。
プロペラ機しか見たことが無かった当時の人たちは、さぞかし驚いたのではないでしょうか。
もっとも、一番驚いたのは連合国側のパイロットだったかもしれませんがね┐(゚~゚)┌


– 微妙な出来ですが・・・(´ー`)ノサーセン –

微妙なまだら模様は私のスキルでは無理なので、似たようなリペイントを探してきてマーキングを施すと言ういつものパターン。
ビデオでちょっと使うだけだから「ま、いっか」の精神で突き進む。

因みに私の初のリペイントはF-14の試作機でした。
昔から試作機とか大好きなので(゚ε゚)
完成品よりも人の温もりが感じられるとこが好きなんですよ。

昔作った”FOREVER TOMCAT”というビデオで使う為に塗ったんですが、ビデオを公開した後に何人かの方々から「そのリペイントが欲しい」と言われて配布した恥ずかしい思い出が・・・
なにせ今よりもスキルに難がある時代の産物ですから、貰った人はさぞかし後悔したと思います。

という事で、ちょっとまだ微妙なんですが、ビデオの製作に戻りそうな・・・そうでないような・・・感じです。
最悪、零戦の方は無しで、こっちだけに集中しても良いのかもしれません。
集中できればですが・・・そろそろ降りてきて欲しい今日この頃。

最近、LOMACに興味が・・・って去年もそんな事を言ってたような(´。`)はぁ・・・
このままでLOMACに浮気しそうで怖い。