あたいがやらねば誰がやる? – 人生初の自作

ここんとこ週末が忙しくてご無沙汰でしたが皆さん如何お過ごしでしょうか。
来年はスキーにでも行こうかなと思ってまして、道具のメンテなどをショップにお願いしに行ったりしてました。
今年は雪不足でアレらしいですが来年はどうなることやら。

あとは冬物を買いに行ったり、先週は学生の頃の友人が泊まりに来たりで、ここんとこずっと週末が忙しい私です。
金沢の子なんですが「太平洋がみたい」とのリクエストに江ノ島までドライブして来ました。
旦那さんの車なのでチョット緊張と言うか、ほぼペーパードライバーなので左ハンドルとかホント無理ゲーでしたが、なんとか無事に辿り着く事が出来ました。
まぁ、怖いのは都内を抜けるまででしたけどね。
横浜辺りからは快適なドライブでした。

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– 江ノ島 – 天気が良くて釣り日和って感じって、釣りバカ日誌が終わっちゃって残念 –

余談ですが、恵比寿のそばに教習所があるんですが、よくよく考えたら教習生にとって都内の路上運転とかってラスボス並みの強敵なんじゃないですかね?
今までは電車の窓やタクシーの窓から時折見える教習車を見ながら「あーやってるやってる」なんて免許所有者特有の上から目線的な感じで見ておりましたが、東京23区内での路上教習とか想像しただけで無理だなぁと、今回改めて感じた次第です。

そそ、実は東京湾とかの方が全然近いので、羽田(飛行機も見れるし)にしようかと思ったのですが、首都高とかペーパードライバーには生き地獄なんですよね。
それに、周りのドライバーさんにも申し訳無いし。
まさに「走るシケイン」状態なのが目に見えているので・・・

という事で、天気も良くて楽しい週末でした。

で、肝心の「あたいの自作」の方ですが、のっけからトラブル発生ですよ。
とりあえずパーツも集まったし、来週には旦那さんも帰国するので、サクっと組み立てないといけない訳ですが、なんと!ケースが重すぎて箱から出せないという、「いきなりそこに躓くか?」的なトラブルに軽い眩暈。

届いたパーツは私の部屋に保管してあったのですが、「広いところで作業した方が良いかな?」という事でリビングまで運ぼうとしたんですが、余りにも重すぎて・・・その時点で半ギレですよ。
そういえば配達された時も玄関から自分の部屋に運ぶのにバスタオルを箱の下に置いて引きずった事を思い出してみたり。
因みにケース本体の重さは16キロだそうですが、なにせ箱も大きくて持ち難いと言うか抱え難いのだ。

仕方がないのでリビングまで運ぶのを諦めて自室で作業することにしました。
で~30分ぐらい(コーヒー飲んだりしながら)ダラダラと箱から出そうと格闘してみましたが無理っ!
汗だく+やる気なしって感じで悶々としていたら偶然にも友達から電話が来たので急遽自宅まで来てもらって箱から出す事が出来ました。

箱から出す作業をしながら友人が「以前に旦那さん殺してバラバラにして遺棄した事件とかあったじゃん?」
私「あ~あったね」
友人「一人じゃ運べないもんね」
私「そうだね」
友人「バラバラにもしたくなるわなって、あんた今年は子作りイヤーとか年賀状で宣言しておきながらPCなんか作って何がしたいわけ?」

この後、散々変人扱いされましたが、手伝ってもらったので感謝感謝。
という事でこの日は箱から出しただけで終了。
で、翌日は朝から作業開始。

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– いろんな意味で話題のSkylake 6700K –

これがCPUですね。
こんなふうに見るのは初めてかも。
マジマジとみてしまった。
裏側が脆いらしいので、いくら静電気防止手袋を着けていたとしても触らないようにしました。
因みに、この静電気防止手袋ですが効果の程は微妙です。
ホントに静電気が帯電している場合は防ぎようがありませんので、作業する前には必ず金属に触れるなどして帯電した静電気を放出しましょう。
ではなぜ、そんな効果が微妙な物を身に着けているのかと言うと、怪我防止です。
PCの組み立て中は意外と擦り傷切り傷が絶えないのだとか。
なので、手袋があると痛い思いもせずに作業に集中できるのだそうです。

全て兄の受け売りです。

という事で300円くらい?だったかな??
安物ですけど私も一つ購入して着けて見ました。
指先だけゴムになってるものとか、もっと高価なものなどイロイロありますので、興味のある方は探してみてください。

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– ASUS Z170 DELUXE – 電源回路は16+4+2フェーズだそうです –

お次はマザーボードですね。
CPUを装着する場所にはカバーが付いていますので、まずはこれを外します。
外すと金属のピンが剥き出しで見えていますが、これを曲げたり折ったりしたら4万円がパーですので慎重にCPUを嵌めます。
嵌める時に手を滑らしてCPUをマザーボードに落下させる人もいるそうですので注意が必要です。
ASUSの場合は、落下防止のツールが付属してまして・・・って、そんな仰々しいものではありませんが、一応落下させ難くはなるようです。

私の場合はなんとか無事に装着できました。

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– 保護カバーを外すとこんな感じです – 何やら神秘的ですらありますね –

余談ですが、人生初の自作をするにあたり、一応予習と言うか、リサーチと言うか、事前に組み立て工程などをYouTubeなどの動画を見て研究したりしてました。
その中で「PCを自作をするうえでやってはいけない事」などをまとめた動画がありました。
ちょっとネタ的な動画ではありますが、気を付けるべきポイントをわかりやすく解説されているので大変参考になりました。
この手の動画は他にもありますので、もし初自作に挑戦しようと考えている方はご覧になった方が良いと思います。
シリーズ化されていまして、最新のパーツの紹介などもしていたりするのでお勧めです。


– ワンズちゃんねる! #181 – 「PC組み立てでやってはいけない事特集!」

お次はメモリーを取り付けます。
これもねぇ~意外と嵌め難いと言うか、初めてなので力の入れ具合がわからない事もあって一枚挿すごとにドキドキでしたが無事に取り付けできました。
メモリーには向きもありますが、二枚挿しの場合は取り付けるスロットも決まっているので注意が必要です。
今回は4枚挿しなのでアレですが、一応パッケージに入ってるセットを考慮して挿しました。
入りにくい場合は水平を心がけてゆっくり押し込み、最後だけ「クッ」って感じに力込めると確実に入るようです。
奥までしっかり入れないと起動しなかったりするそうなので注意が必要です。

上の動画内でもメモリを嵌める際の注意点などが紹介されていますので、個人的にはとても参考になりました。

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– G.SKILL Ripjaws DDR4 8GBx4枚の構成 –

で、いよいよCPUグリスの塗布及び、CPUクーラーの装着に進みます。
実は今回私がPCの自作をするにあたり、事前に作業工程などを動画等で確認した結果、このCPUグリスの塗布からCPUクーラーの装着までが最大の難関ではないか?と考えていました。
これは、他の作業に比べると非常にアナログと言うか・・・例えば!CPUグリスの量ですが、ネットなどを検索して調べてみると「米粒くらい」とかしか書いてなくて、「米粒って炊く前?それとも炊いた後の?」とか余計なことまで考えちゃったり。
グラムとかで書いてあった方が正確だと思うんだけどな。
そのくせ「塗りすぎてはダメ。塗らなさ過ぎてもダメ」とか訳わかんない。
せっかく注射器のような形の容器なんだから、目盛りとかで表現してくれたら正確で良いと思うんだけどどうなんでしょう。

そういう事もあって、この作業に関しては事前にリサーチを徹底しました。

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– MX-4を塗る – 塗ってる間は下の動画のBGMが延々リピートしてました –

結論から言うとあまり神経質にならなくても良いようです。
海外の自作erの動画やblogなどを見ると、ほとんどの人がヒートスプレッダーの上に「むにゅ~」と出した後に、むんずとCPUクーラーを鷲掴みにしたかと思ったら、そのままグリスのついた面にグリグリ押し付けてネジ止めしてました。
相変わらずな外国人特有のアバウトさを前にして私の危惧もどこかへ吹っ飛んでしまったと言うか、毛むくじゃらの手でCPUクーラーを鷲掴みしている動画だったんですけど、まるで日曜大工のようなアバウトさで、とても精密機械を扱っているようには見えなかったので画面の前でオオウケしてしまいました。
それに、意外とこのグリグリは理に適っているというか、実際のところ冷却性能にはあまり影響はないらしいです、
日本のサイトで検証された結果をネットで拝見しました。

ただ、初めての自作なので、なるべく綺麗に仕上げたいのも事実。


– 90年代パンクロックを彷彿とさせるBGMが印象的な動画 –

という事で、こちらの動画を参考に綺麗に塗ってみました。
因みに私が使用したグリスはARCTIC社製のMX-4 Thermal Compoundと言うグリスです。
昔兄がPCを自作しているのを横で見ていた時に「意外と塗りやすい」と、言っていたのを思い出したのでコレにしてみました。
さすがに商品名までは覚えていなかったので記憶の底から引き上げるのに苦労しましたが、当時見せてもらったパッケージとMの文字と数字を頼りに探してみました。
塗りやすいかはグリスを塗る事自体初めてなのでわかりませんが、私個人的にはさほど苦労する事無く塗る事が出来ました。

懸案だったグリス塗りも終了し、お次はCPUクーラーを取り付けました。

紙の説明書が入っているので、それを見ながらの作業となりました。
部品の確認などは事前に済ませてありましたし、説明書も一応事前に読んでおいたので本番は初心者とは思えない程スムーズに事が進んでいきました。
取り付け易いと言うのが売りの一つであるCRYORIGだからなのかもしれませんが、事前に感じていた不安がウソのように簡単に装着できました。

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– マザーボードをケースに装着 – ケースが重くて立てるのに苦労したのはナイショ –

因みに、CPUクーラーを装着する場合は事前にマザーボードをケースに取り付けてからやるか、外した状態でやるかの二択な訳ですが、私の場合は外した状態でやりました。
これは兄がいつも外した状態でやっていたので私もそれに倣う事にした為です。
実際にやってみた感想は、この方がクーラー自体も取り付けし易いと思われますし、ファンのケーブルをマザーボードに挿すのもやり易いと思われます。
特に私が買ったCRYORIG R1 UNIVERSALのような大型のCPUクーラーの場合は注意が必要だと思いました。
この辺りの注意点なども後日書いてみたいと思います。

この後電源をケースに取り付けしたんですが、作業に夢中になるあまり写真を撮るのを忘れてしまいまして・・・
と言うか、難所を超えたせいだと思いますが緊張がほぐれてしまい、作業そのものが楽しくなってしまいました。
それ位簡単というか、楽しいと言いますか「こんなに楽しいならもっと早く自作すれば良かったなぁ」と言うのが率直な感想です。

という事で、今日のところはお開き。
いや~結構疲れたな~
自作するの初めてだし、blog書くのも久々なので、何だか今日は疲れました。
次回はメモリーチェックなどの様子など書きつつ、人生初の自作を振り返ってみたいと思います。
チェケラッ!

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