2014年 12月 の記事

The Vanishing of Ethan Carter

旦那さんが風邪をひいたようで、さっき帰って来て寝てしまった。
先週からちょっと調子悪そうだったんですけど、今日病院に行って検査してみたら案の定風邪だったようです。
インフルエンザでは無かったようなのでひと安心。
私の周りでは今のところ平気ですが、巷では流行ってるらしいですね・・・インフルエンザ。
と言う事で、暇なのでblogを書いてみる・・・と、その前にお詫び。

最近またスパムが多くなってしまって、こないだまとめて消してたらスパムじゃないメッセージまで消してしまいました。
やっち君へのお祝いメッセージだったので本当にサーセン。
まぁ、あの後みんなで”やっち君を囲む会”をやったのでアレっちゃアレなんですが、消してしまった事は消せない事実なのでこの場をお借りして謝罪致します。

サーセン∩( ・ω・)∩

まぁ、あの日はやっち君からの急な告白によっての予定外の宴となりましたが、久しぶりに内輪でお酒を飲みながらのチャットと言う事で昔を懐かしんでしまった。
場所を提供してくれたゴリさんに謝意を表しつつ、改めてやっち君おめでとう。

そそ、お詫びついでに書きますと、前回のエントリーで「フレッツのギガタイプは普通のフレッツ光と体感的には変わらない」みたいな事を書きましたが、先日知り合いから「はよ落とせよ」メールがもたらされまして、巨大なファイルをGoogle Cloud経由でDLしたんですが、コレに関してはまさに秒速でした。
約1GB程のデータ量だったんですが、ホントにあっという間でした。
DLに失敗したのかと思った程で、感覚的には2~3秒くらい?な感じでした。
恐るべしギガフレッツ。

この場をお借りしてNTT東日本様へはお詫び致します。

と、のっけからステマっぽい始まり方ですが、この糞寒い年末を皆さんは如何お過ごしでしょうか。
ホントに寒いですねぇ。
もう・・・お布団から出たくない。

寒いの嫌だぁ・・・とか言ってたら見事に風邪ですよ。
”旦那さんの方が”ですが(゚ε゚)
えっ?私ですか?私は毎日みかん食べてますから風邪知らずですワナ。

もう既に今年は3箱目ですしね。

mikan
– 小原紅早生 (おばらべにわせ) – みかん最高!King of Fruits そ・れ・は・MIKAN –

小原紅早生は名前のとおり紅いみかん。
味が濃いのが特徴のみかんですね。
おかげで風邪知らず。

つーことで、突然ですがゲームのお話。
実は以前に買って放置していたゲームがあったのだ。
これは難しくて放置していたのではなくて、ただ単にゲームする暇が無かった訳。
今回旦那さんが風邪をひいてくれたおかげで?ようやく遊べたと言う感じ。

1
– The Vanishing of Ethan Carter –

ネットを検索するとグラフィックが綺麗と言う意見を散見致しますが、グラフィックが綺麗と言うよりは絵のセンスが良いと言う方がしっくり来る様な気がします。
最近の超絶グラフィックのゲームなんかに比べると正直言ってそんなでもない。
まぁ、DX9ベースですしね・・・それに製作者もそこは売りにはしていないでしょうし。
でも、色味も含めてなのですが本当に素晴らしいセンスだと思います。
技術では無くて感性の優れたゲームと言えるのでは無いでしょうか。

まさにSense of Wonder.

2
– 真の意味において静かな場所など無いし平凡な場所など無いのだ –

ただ、ゲームとしてみると謎解きも単純だし、パズルも単純・・・と言うか、コレってオマケみたいなものですよね?
ストーリーと雰囲気を味わう疑似体験・・・そんな感じ。
興味があるなら買ってください・・・と、またしてもやステマのような事を書いていますが、このゲームは事前に内容を知ってしまったら駄目なゲームだと思う。

だって・・・ゲームとしては本当に単純なんだもん。
それに、ホントにホントSense of Wonderなんですよ。
こう言うのって初体験でしか感じられないと言うか、是非初体験で感じて欲しいと強く思うしだいです。

5
– 上のSSで遠くに見えた橋 –

プレイ中の没入感やプレイ後の不思議な余韻とでも言うのかな?今もその余韻の中からコレを書いていますが、この感じはとても新鮮だった。
映画とも本とも違う素晴らしい感覚。

プレイ時間は7時間くらいかな?もっとかな?
土日にかけてプレイしました。
ええ・・・旦那さんを寝室に隔離して・・・

Gone_Home
– goneってgo の過去分詞なんだけど「逝った」と言う意味もあるのでつい・・・ –

ちょっと違うかもしれないけど、以前にやった”Gone Home”と言うゲームを思い出しました。
このThe Vanishing of Ethan Carterは、超能力探偵が・・・みたいなお話を装っていますが、実は悲しくもあり儚くもあり、それでいてハートウォーマーお話に仕上がって・・・ってネタバレやん!
この辺の二重構造と言いますか、良い意味でプレイヤーを裏切る辺りが、なんとなくですが上に書いた”Gone Home”を思い出させたのかもしれません。

”Gone Home”・・・もし興味のある方は遊んでみてください。
幽霊屋敷を舞台に・・・と、思わせておいて実は性の問題で揺れ動く思春期の女の子を中心とした家族の物語と言うオチ。
途中までホントにビビリながらやってましからね。
幽霊とか出るんじゃないかと・・・

10
– 最初見た時は本気でビビリました –

因みにThe Vanishing of Ethan Carterにはグロいシーンとかもありますし、↑こんな奴も出てきます。
あと他にも↓こんなのも・・・

勘の良いあなたならわかってしまったかも。
荒唐無稽な空想の世界・・・それって誰しもが子供の頃に経験したんじゃないですかね?
空想したままあっちの世界から戻ってこれない人もいるみたいだけど┐(゚~゚)┌

4
– コレを見た時にちょっと気が付いたと言うか・・・ –

余談ですが、よく「少年のような目をした」とか言うじゃないですか。
大人になっても子供の頃の純粋な気持ちを忘れない・・・そんな意味で使われる事が多いような気がしますが、これは「少年のような」だから良いわけで、大人が子供のままで良いと言っている訳では無いんですよね。

この辺りが理解できない大きなお友達が増えてるようで・・・

おっと!話がそれた。

17
– こんな石があったなぁ・・・ –

ゲームの中盤なんですけど、森の中に不気味な教会が出てくるんですよ。
その教会の裏手が墓地になってまして、こんな感じの墓石がたくさんありました。
地下墓地の入り口なんかもありまして、かなり雰囲気が出ていて怖いくらいでした。

12
– ひ~トラウマがぁ –

実は私が通った幼稚園は私立のキリスト教系の幼稚園でして、普通の格好をした先生もいましたがシスターも大勢いました。
因みにシスターと言いましてもキモヲタさん達が想像するような若いシスターなどはいません。
みんなお婆ちゃんでした。
で、幼稚園の近くに系列の女学院がありまして、その中にシスター達の墓地がありました。
年に何度か歴代シスター達が眠る墓地に園児達も行かされるのですが、それが本当に怖くて、私にとってのある種のトラウマなんです。
木々に囲まれた古びた教会と墓地・・・このゲームをプレイしていたら思い出してしまいまして・・・本当に不気味なとこだったんですよ。

9
– 土葬は怖い –

一度だけ怖くなって逃げ帰った事があります。
子供ながらにも土葬の意味は理解していた訳ですが、足の下の土の中に人が眠っているのだと考えてしまったら、もういてもたってもいられなくなってしまったわけです。
何か自分の足でシスターを踏みつけているような・・・そんな錯覚に陥ったのだと思います。

入園時に絵本の聖書を買わされたり、お遊戯会ではキリスト降誕劇をやるなど、一般的な幼稚園とは一味違った幼稚園生活でしたね。
今思うとなぜ園児を墓地なんかに連れて行ったのか・・・

15
– 橋を越えて最後の場所へ・・・ –

最後はしっかりと締めくくってくれます。
心が温かくなって、でも切なくて。
涙が止まらなくて、でもそれは悲しい涙では無くて。

感動とも違う。
家族の愛。
そして、Ethanの想像(創造)する力は全ての恐怖から彼を守ったのだと。

是非、あなたもこの感覚に浸ってみませんか?

20
– Red Creek Valleyは美しい –

さっき知ったんですけど、このゲームの翻訳をされてる方がいるそうでして、翻訳のプロの方らしいのでDL先がわかったら私も是非使わせてもらいたいと思っております。
近日公開みたいな記事は見つけたんですけど、もう公開されたんですかね?
あとでもう一度ググってみたいと思いますが、プロの方がどんな風に訳されたのか興味津々といった感じです。

一言で翻訳と言いますけど、かなり大変ですよ・・・
他言語を完璧に翻訳することは不可能なので、文字通り訳者のセンスが問われますからね。
これは映画なんかもそうだけど小説なんかも同じですよね。

矢野徹さんと言う翻訳家の方がいたんですが、個人的にとても好きな翻訳家でしたね。
知らない作家の本でも訳者が矢野さんだと買ったりしてました。
先日「ウィザードリィ日記」と言う矢野さんが書かれたエッセイを古本屋で見つけまして、ちょうど今読んでいる所なのですが・・・もうお分かりだと思いますが、今現在ウィザードリィに興味津々な私でございます。

このまま旦那さんの風邪が長引けば・・・なんちって。

つーことで、看病がてら書いて来ましたが、どうやらお開きの時間が来たようです。
また次回このblogでお会いしましょう。

さよなら、さよなら、さよなら。