2014年 1月 23日 の記事

お前も蝋人形にしてやろうかっ!

seikimaII
– 聖飢魔II – ライデン湯沢さんのドラムがタイトで好き –

週末はスキーに行って来ました。
今年の初滑りっつーことで、一泊でしたけど楽しかったです。
スキー仲間との新年会も兼ねてって感じでしょうかね。

新年会と言えば、先週はほぼ毎日飲んでましたね。
ダブルヘッダーとかもありましたし・・・
今日は中休みって感じで珍しく早く帰って来ました。
つーことで、帰りに聖飢魔ⅡのCDを買ってみた。
デビューアルバムとベスト版を2枚。

意外とマトモと言うか、普通に悪魔系メタルと言うか、ちょっと肩透かしと言おうか、いい意味で裏切られた感じ。


– 蝋人形の館 –

見た目から勝手にKISSっぽいのを想像していましたが、音楽的には各パートがテクニシャン揃いでして、特にデビュー作はアメリカンと言うよりはヨーロピアン系のメタルって感じでしょうかね。
ただ、時代のせいかちょっと初期のモトリー・クルーっぽいリフなんかもあったりなかったり。
他にはLOUDNESSなんかにも影響受けてるんじゃないかと思ってみたり。
リズム隊の雰囲気が似てるなぁと思いながら聴いてたんですが、実はドラムのライデンさんはボンゾが好きなんだそうです。
LOUDNESSの故・樋口さんもボンゾ好きと言う事で、いわばボンゾ門下生どうしなので雰囲気が似てしまうのかもしれませんね。

あとは、曲と曲の間に閣下のセリフが入るんですけど、それが凄く新鮮と言うか、音は真面目なのにキャラが面白いと言うか。
そのアンバランスな感じも結果的には良かったのかもしれませんね。

率直な感想を言えば、「これは売れますな」って感じ。
実際もメタル系としては異例な程売れたのだとか。
特に1stアルバムのデーモン閣下のヴォーカルは、ちょっと大げさに言えば和製ロブ・ハルフォードと言った感じで意外と本格派。

ちょっと言い過ぎか。

んで、ついでにブックオフ行ったら売ってたので買ってみた。

F1日記
– 中嶋悟のF1日記 – 実は去年から探してた –

タイトルはちょっと可愛らしいけど中身は結構本格的と言うか面白い。
中嶋さんの文体がご本人の人柄を表している感じがして読んでいて笑ってしまった。
この人柄こそが中嶋悟の人気の秘密なのかな?と思ってみたり。

中嶋さんの後も日本人F1ドライバーは何人も続いた訳ですが、中嶋さんの人気を超えた人はいなかったんじゃないかな。
その一端が垣間見れたと言うか・・・コレはあくまでも私見ですが、中嶋さんって”かっこ良くないとこがカッコイイ”と言うか、一見するとレーサーって感じがしないんですよね。
見た目もそうだけど、上の本なんか読むとホントにそう思う。

はっきり言って”普通のおじさん”

ところが、その”普通のおじさん”が1000馬力のF1マシンに乗って世界と戦ってる訳ですよ。
それがもの凄くカッコイイ。
ミスしても言い訳せず「スピンしちゃった」とか「ちょっと調子に乗ってた」とか普通の言葉で書いてあるんですけど、そこが凄い。

たぶんこの人には無駄な虚栄心とか実力の伴わない自尊心とかが無いのかもしれません。


– スパを攻める中嶋 – 1000馬力の為かギアシフトが忙しそうで大変 –

以前に読んだ本によると、中嶋さんは車をコントロールするのが好きなんだそうです。
だから、車でスピード出すと「スカっとする」って言う人がいますが、中嶋さんはそんな事は全然なくて物凄く緊張するんだそうです。
でも、ハンドルを握ると、「この車をどうやって自分の制御下に置いてコントロールするか」などを考えるのが凄く楽しいのだそうです。
要するに、レースで一等賞を取りたいとか、優勝して大金持ちになりたいとか、人気者になりたいとかではなくて、車そのものを如何にコントロールするか、そしてその結果として速く走れた時が一番嬉しいのだそうです。
これって要するに己との戦いって事ですよね。

他人と戦う前に、まずは己に勝つと言う事なんだと思うんです。
だから虚勢を張る必要が無いんですよ。
このあたりは日々Twitterとか掲示板などで虚勢を張る事しかできない馬鹿な連中とは器の大きさが違いますな。

比べる対象がアレか∩( ・ω・)∩

いやはや・・・思い起こせば一本のビデオを知人から教えてもらい、それにいたく感動してしまってF1ゲームを買い、そこにたまたまLotus 100Tがあって、中嶋さんのキャラもいて、「よーし!中嶋悟を超えちゃうぞぅ!」なんて事を言いながらゲームで遊んでるうちに当時のF1に興味が出てきて合計で7冊ぐらい本を買ってきて読んだりして、それだけでは飽き足らずにリペイントにまで手を出して現在に至ると言うね。

ホント人生って何が起こるかわからない。

f1
– 300km/hの世界で見詰め合う二人 – 1988年のブラジルGPだと思われる一コマ –

いろんな人との出会いってのが知らない世界を垣間見る良いキッカケになりますよね。
中嶋さんを通じてF1の世界を垣間見る。
まぁ・・・イマイチ現代のF1には興味が出てきませんが、今シーズンはホンダターボ復活との事なのでチョっと見てみようかと思っております。
見始めたら意外と面白いかもしれないしね。

そそ、”いろんな人”って事で言うと、去年に仕事関係の立食パーティで知り合った人の中に声優をされている方がいらっしゃってて仲良くなったんですよ。
ホントに偶然なんですけどね。
その方からこないだメールが来て、来月に女子会を開くそうなので行って来ようかと思ってます。
こう言う偶然の出会いから始まる交友関係ってのも凄く刺激になると言うか、自分とは違う仕事ってだけでも住む世界が違いますしね。

どんな人達が来るのか凄く楽しみ。

と言う事で取り留めの無い話ばかりでアレですが、最近は公開向けのビデオとか作っていないので与太話ばっかでサーセン。
近いうちに何か作るか、未公開の物でも見繕って公開しましょうかね。
ま、あくまでも予定は未定と言う事で。

根が気まぐれなもので┐(゚~゚)┌