2013年 8月 9日 の記事

Working Girl

working girl
– Working Girl – 1988年の映画なので髪型とかファッションがゴイスーです –

今日は仕事の帰りに会社の子とプールに行ってきました。
と言っても、会社が契約してるフィットネスクラブのプールなのですけどね。
近くのビルに入ってて社員は無料で使えるのだ。

まぁ、泳ぐと言うか、水浴びと言うか、巨大な水風呂に浸かりに行った感のある私達を尻目に、必死な形相で泳ぎまくる健康オタク?見たいな連中が意外と多くてびっくり。
おまけにマッチョなイケメン風監視員のお兄さんに目をつけられないようにそっと端っこでパシャパシャしてたら足がツッてガン見されたのはナイショ。
なんか戦隊ものとかにチョイ役で出てきそうなお兄さんだった。

「Hey Hey ! 俺ってカッコいいだろ?&俺ってイイ体してるだろ?」的なオーラだしまくりなのでアレでしたが、他に泳ぎに来ていたマッチョがチラチラお兄さんを見ていたのに気がついてしまってからはイ・ケ・ナ・イ・妄想が頭を過ぎってしまい二人でキャッキャッしてしまった。

つー事でさっき帰ってきたのでほろ酔い気分で書いてるよ。
明日はゆっくり出社なんだぁ。

そそ、今日の地震速報の誤報にはびっくりしましたね。
丁度タクシーでレインボーブリッジを通過中だったのですが、よくあるDisaster Movieにありがちな展開(橋が落ちて車が止まり切れずに海へってやつね)が脳裏を過ぎったりなんかして、タクシーの運転手さんとミラー越しに目と目が合ったりしたんですけど運手さんもビビッてました。

私は内心・・・こんなおっさんと人生最後の瞬間が一緒だなんて哀れ・・・なんてイ・ケ・ナ・イ・事を考えてたんだけど。

まぁ、何事もなくて良かったわけですが、あの音は心臓に悪いですね。
携帯意外だとラジオとかテレビですよね?それ以外だと他にどんなのがあるんでしょうかね?
それにしても気象庁が誤報ってねぇ・・・洒落になりませんよ。

天気予報がハズレたのとは訳が違うんだからね。

そう言えば活断層があるとか無いとかで立川断層を調べていた東大地震研の教授がやらかしたのも笑えませんよね・・・
コンクリート片だかを活断層の兆候と見間違うとかどんだけ~。
専門家の発言や調査結果とかはものすごく重い訳ですよ。
それがいい加減では何を信じて良いのかって事になりますよね。
本当にもう!って感じ。

そんでもって、こないだ注文しておいたカバンが届いた。
だいぶ時間が掛かったけど結構嬉しい。
でも使わない。
なぜかって?
それは・・・このカバンは新しい勝負カバンだからです!

勝負下着に勝負服・・・巷で良く聞く話ですが、私の場合は勝負カバンと言うものがあったりします。
元々は就活中に”とあるカバン”を使い始めたところ一時面接負け無しと言う伝説を作り上げたのだった。
それ以来、何か大事な日には勝負カバンを使うようにしています。

porsche design
– 退役するPorsche Design – 入社してから10回も使ってないかも –

縁起を担ぐって感じと言えば判りやすいでしょうか?
ただし、一番大事なカバンは滅多に使いません。
今回買ったのは二番目に大事な勝負カバンという位置づけですね。
今まで使っていた二番目のカバンはPorsche Designと言うブランドのカバンです。
結構気に入っていましたが、こやつは押入れ行き決定という事でお疲れ様でした。

このカバンを買ったのは学生の頃の話なのですが、実は父の日のプレゼントを私が買いに行く事になりまして、新宿の伊勢丹だったかな?に行きまして売り場で一目惚れして衝動買いしました。

ええ、自分の為に・・・

32926535
– 相変わらず写真が酷いのでネットで検索 – ちょっと違うけどこんな形 –

えっ?父のプレゼントですか?
もちろん買いましたよ。
同じブランドの1万5千円位のキーホルダーを買いました。

因みにカバンのお値段は13万円くらいだったと思います。
おかげで兄にも怒られましたが、長女からこっぴどく叱られましたね。
「学生の分際でそんな高いカバン買ってどうするんだ!」と、カンカンですよ。
なのですかさず「社会人になったら使いますっ!キリッ」と、言ったら「その時に買えば良いでしょ!」と、火に油を注ぐ結果に・・・
まぁ、でも買って正解でしたけどね。

だってもうこのモデルは売ってないんですよね(゚ε゚)ぴゅ~

シンプルなカバンですけど凄く気に入ってました。
エルメスとかヴィトンなどの成金ブランドではないので日本では余り知られていませんが、逆にそれが良かったり。
あまりみんなが持ってる物ってイヤでしょ?

で、ホントにホントに大事な時にしか使わないのがコレ↓

Schlesinger
– Schlesinger – これは二回か三回くらいしか使ったことない –

シュレジンジャーって言うアメリカのブランドです。
これも上に書いたようなエルメスやら何やらのような成金ブランドでは無いんですが、NYなどのアッパーミドルにファンが多かったらしいです。
で、見て頂いて判ると思いますが相当くたびれていますよね?
実はコレ父のお下がりなんです。
私が子供の頃に父親が使っていたカバンなのです。

取っ手の部分なんか見るとかなり変色してまして、あまり状態は良くありませんが、それだけ父がビジネスの世界で戦った証なのだと思うのです。

Schlesinger2
– かなりくたびれてます・・・ – 父ちゃんありがとうっ! –

実はとある会社の面接の時の話なのですが、ちょうど良いカバンが無くて探している時にこのカバンの事を思い出しましてね。
子供の頃に父親からもらって押入れの中にしまってあったのを引っ張り出してきて使ってみたところ、なんと!面接会場でカバンの事を聞かれる事が多々ありまして・・・
時計好きに比べると少ないかもしれませんけどカバン好きの男の人って結構多いじゃないですか?
面接官の中にもこのブランドのカバンを知ってる人がいまして、面接中にカバンの話になる訳ですよ。
グループ面接とかだと目立つ事も大切なので、そういう意味では結構このカバンには救われましたね。

実はこのカバンにはもうひとつ逸話があったりします。
ハリソン・フォードとメラニー・グリフィスが競演した映画ワーキングガールにこのブランドのカバンが登場するんです。
ハリソン・フォードが「これから一緒に良い仕事していこう」みたいな事を言いながらメラニー・グリフィスにプレゼントするんですよ。

working girl2
– ハリソン・フォードからプレゼントされるなんて・・・うらやましぃ! –

結局二人は恋仲になり、大きな商談を纏めた手腕が高く評価されたグリフィスは大手企業に役員としてヘッドハンティングされ、恋も仕事も手に入れると言うサクセスストーリーの映画なんです。
良い映画ですのでレンタル屋さんで見つけたら見てみてください。
特に働く女性の人には見て欲しいなぁ。

前向きな気分になれますよ。

この映画の影響もあって当時は人気のブランドだったそうです。
日本では代理店がコロコロ変わったりした影響からか余り流行らなかったとかなんとかって聞きましたね・・・面接の時に面接官から(´・∀・`)ヘー
まぁ、それくらいカバンひとつで盛り上がっちゃったり。

Schlesinger3
– 20年以上前のですけど磨くと綺麗に光ります –

後はですね・・・コレは大きいとは思いますけど・・・”父親からのお下がり”ってのがね中高年の面接官には効きましたね。
父親が当時ドイツに単身赴任していたわけですが、このカバンを持って玄関から出て行く=しばらく会えないと言う感じな訳で、当時の私はその事を恨んだりしてこのカバンを隠したりしたエピソードや、「汗が染込んで変色した取っ手を見ますと、文字通り父が額に汗してこのカバンで家族6人を養ってくれたのだと思うのと同時に、何か社会人になるという事はこういう事なのだと無言のうちに教えられたような気が致します。」とか何とか言うと、うっすら涙ぐんだりする中高年の面接官の方もいたりで、こちらとしては”してやったり”と言った感じでしたね。

まぁでも本当に父には感謝していますし、嘘を言っている訳ではありませんからね。

就活を戦う若者よ!
使えるかどうかは判りませんが、私はコレで就職できました。
ガンバレヨ~


– Working Girl Trailer – 0:38のシーンで手に持っている箱が↑のカバン –

えっ?今回買ったカバンは見せないのかって?
身元がバレるといけないので見せませんよ~
そのカバンが退役したらお見せします。

その時までこのblogが続いていればの話ですが・・・