2013年 8月 の記事

やられたらやり返す!倍返しだっ!

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– リペイント中の大和 – 現在諸事情により[週間IL-2の戦艦大和を塗る]は休刊中です –

まだまだ暑いっすねぇ~(´。`)
昨日今日とマシになりましたが、先週は酷かった・・・
せめて湿度が低ければねぇ・・・日本の夏は気温もだけど湿度が辛いですよね。
先日、駅のホームをスタスタと歩いていたらクラクラっと来て線路へ落下しそうになった。
電車来てたんで危なかった。
皆さんも気をつけてくださいよ。
特に酔っぱらってる時は危ないですから絶対に線路の端っこは歩かないようにしましょう。

ところで・・・出たんですよ例の夏に出るアレが・・・

幽霊とかじゃないですよ。
Gでもない。
なんと!もう蚊が出たんです。

部屋でくつろいで映画見てたら刺しやがってんですよヽ(`Д´)ノ

連合艦隊
– 連合艦隊 – 暑い日は部屋の中で映画鑑賞 –

いろいろ調べてみたら網戸がちょっとズレてたみたいでそこから入ってきたみたい。
まだ早いとおもってキンチョウリキッドを出していなかったので不意を衝かれた格好。
殺虫液が少し残ってたので、あわてて点けて見たけど効いてるのかはイマイチわからない。
因みにコレって使用期限みたいなのはあるのかな?
去年の残りだけど大丈夫なのだろうか?

それにしても去年までは蚊に刺される事など滅多になかったのに今年はどうしたんでしょうかね?
蚊の大量発生の年なのだろうか?
被害は小指に一刺しされたのと、肘のとこに一撃されたようで痒くて辛い。

このblog的な事で言えば、さしずめ坊ノ岬沖海戦の時の大和のような感じだろうか・・・

私=大和
蚊=米艦載機

大和と言えば呉の大和ミュージアムで実物大の大和の艦橋内部が公開されているようですね。

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– 大和ミュージアム –

意外と狭いと言うか、世界最大の戦艦の艦橋がこんなに狭いとは・・・狭い狭いとは聞いてはいましたが改めて感じました。
ところでこれは第一艦橋なんですかね?
夜戦の時はもう一段下の第二艦橋で指揮を執ったらしいですね。
因みに艦橋は基本的に防弾は無いそうですね。
機銃弾も防げ無かったとかなんとかってどっかで読んだように記憶していますがどうなんでしょうか。
配線とかが集中して通っている内筒は20ミリくらいの鋼鈑で覆われてたそうですが・・・

で、対空戦闘になると更に上にある防空指揮所で艦長自らが指揮を執ったそうです。

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– IL-2にて米艦載機の波状攻撃を受ける大和 – 色味模索中 –

艦長自らが目視、もしくは周りをぐるっと囲むように配置された見張り員からの報告を受けて敵の攻撃を避けたようです。
と、言いましても、大和は巨艦ゆえに舵を切ってからからしばらくしないと実際には舵が利き始めないそうで、大和の癖を掴んだうえでの先読みが必要だったそうです。
一説によると舵を切り始めてから実際に回頭し始めるのは90秒から100秒後だったそうです。

それでは、仮に大和が全速力で回避行動を取るとどうなるのかためしに計算してみましょう。

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– 徳山沖で回避運動中の大和 – 大戦末期では自国の内海ですら安全ではなかった –

大和の最大速度は27ノットと言われていますので、これを時速に換算すると約50km/hと言う事になります。
更にそれを秒速に換算すると約14mと言う事になります。
なので、仮に大和が全速力で回避行動を取ると1260m~1400mほど直進してからでないと回頭し始めなかった事がわかります。
回頭し始めると巨艦の割には小回りが効いたそうですが、次の回避行動を取るためには当て舵が必要になり操艦は難しかったと言われています。
それに、回避行動を何度も取ると船足は極端に遅くなり、事実上3回~4回目の回避行動は効果が無かったとも言われています。

まぁ、大和が計画、建造された頃は航空支援の無い戦艦が敵航空戦力とガチで戦う事などあまり想定されていませんでしたし、ましてや延べ380機以上とも言われる敵航空機による波状攻撃に曝される事など誰も想定していなかったでしょう。

※当初の想定では魚雷1本命中に対しては5分以内に傾斜復旧、2本目の魚雷命中に対しては30分以内に復旧し戦線に復帰できるとされていました。

防空指揮所
– 防空指揮所 –

当然ですがここも防弾なんてないので、敵機の機銃掃射でイチコロだったりします。
そんなとこに艦長自らが立つわけですから、昔の人は本当に肝が据わっていた言うか、今の政治家とか企業家なんかとはえらい違いですよね。
率先して危険なとこに行くんですから。
ただ、艦長が死んじゃうといろいろ大変だったりするのも事実なので、実は本当の心臓部と言うか司令塔は大和の艦橋の根元の辺りにちゃんと用意されています。
ここは500ミリの特殊鋼鈑によって守られた大和の中で最も頑丈に作られた場所のひとつだったそうです。
因みに大和の装甲で一番厚いのは主砲塔前盾で660ミリあったそうです。

坊ノ岬沖海戦の時を例にとると、艦長の有賀幸作大佐は防空指揮所。
伊藤整一中将や先代の大和艦長であった森下信衛少将は第一艦橋。
副長の能村次郎大佐は司令塔にて指揮を執ったそうですが、沈没間際に司令塔と艦長との間で連絡が取れなくなった為に第二艦橋まで上がっていったそうです。

4月7日のこの日、注排水指揮所の壊滅により傾斜復元の見込みが無い事を艦長に伝えたのは、副長の能村次郎大佐が第二艦橋の電話を使っての事だそうです。
それを聞いて艦長の有賀大佐は「お写真はどこにあるか?」と尋ねたと言われています。
それと時を同じくして、第一艦橋にいた森下少将が伊藤長官に対して意見具申したとの事です。

鶴田浩二
– 連合艦隊で伊藤長官役を演じる鶴田浩二 –

– Wikipediaより引用 –
”坊の岬沖海戦で、大和の浸水により艦の傾斜が復旧出来ないとの連絡を聞くと、長官席に座っていた第2艦隊司令官伊藤整一中将に対し、「もう宜しいかと思います。総員上甲板の命令を発します」と作戦の中止を具申し(それを聞いた伊藤中将は「残念だったね。皆御苦労でした」と答えを返したと言われている)”
– 引用終わり –

その時の大和の艦橋内の雰囲気はどんなだったんでしょうかね?
死を覚悟していたとはいえ、万に一つの可能性と、帝国海軍軍人としての”面子”や”ケジメ”のようなものをつける為の戦いと割り切っての事だったのではないだろうかと推察出来る訳ですが、それも伊藤長官の最後の言葉が意外とサバサバしたように聞こえるからかもしれません。

先にも書きましたが、昔の人は本当に肝が据わっているなぁと思いますね。

”覚悟”と言う言葉にも置き換えることが出来るかと思います。
一旦覚悟を決めたら泣き言なんか言わないわけですよ。
理不尽な命令だろうが、一旦受けた命令には逆らわない訳です。
それが軍人・・・戦時下の”戦う男”と言う事なのかもしれません。
昨今の言い訳がましい輩を見ると情けなくなりますな。

だからと言って「今すぐここから飛び降りろ!」と、ブラックな社長から命令されても実行してはいけません。
そんな奴の為にあなたの人生を無駄にしてはいけないのです
もし、あなたがそんな事を言われたら心の中で「やられたらやり返す!倍返しだっ!」とつぶやき、その足で弁護士事務所の門を叩き社長を訴えてやりましょう。

話がそれた(゜-゜)\バキ

大和ミュージアムは是非一度見に行ってみたいですね。
大和の1/10の模型や零戦なども見たいのはもちろんなのですが、なんと言っても見てみたいのがコレ↓

あきしお
– 海上自衛隊のあきしお –

ゆうしお型潜水艦の7番艦だそうで、全長は76メートルだそうです。
このオブジェは反則だなぁ・・・ご近所さんが羨ましい。

次の退役艦は是非ともお台場辺りに飾って頂きたい。

そそ、ちょっと前にラジオで聞いたんですけど、小学生が乗ってみたい乗り物の第1位はなんとイージス艦だそうです。
ちょっと意外だなと思ったら名探偵コナンと言うアニメ映画の舞台がイージス艦なのだそうです。
子供は影響を受け易いと言うかなんと言うか・・・

まぁ、”大きなお友達”と称される輩もアニメの影響から”聖地巡礼の旅”に出るらしいのでね。
太陽の光を浴びるのは良い事だとは思いますが、動機が小学生並みと言うのが笑えますな。
要するに精神的に幼稚なんでしょうが、自分の子供が将来そんなふうになったらゾッとする。

キッカケがあるらしいですね。
会社にアルバイトに来てる学生君なんかに話を聞くとオタク化するキッカケがあるらしいので、そうならないように対策を打つしかないようです。
まぁでもヤンキーとかになるよりはマシなのかな・・・でもどっちも嫌か(´д`)

話がそれた(゜-゜)\バキ

Aedes Albopictus
– 血を吸うヒトスジシマカ – アカイエカは日本脳炎を媒介するので注意が必要だ –

キャンプ仲間に聞いたんですけど・・・って言うか、一度実践されて物凄く怖かったんですけど、蚊に刺された時はタバコの火を近づけると良いみたいです。
蚊の毒と言うか、蚊は血液が固まらないように血を吸う前に体内に唾液を注射するらしいのですが、その唾液が熱に弱いのでタバコの火を近づけて熱いのをしばらく我慢していると痒くなくなるのだそうです。

一度やってもらいましたが物凄く怖かったし熱かった・・・
でも嘘のように痒みが取れました。
もしやる場合は火傷に気をつけてやってみてください。

キャンプ好きな人もちょっと変わった人が多いので楽しい反面、上記のような常人にはとても思いつかないような行動をとるので注意が必要ですね。
昔・・・蛇を捕まえてきて鉄板で焼いて食べようと言い出したキャンプ仲間がいたんですよ・・・

週刊IL-2の戦艦大和を塗る

週末は神宮外苑の花火大会に行ってきた。

関東で花火大会と言えば隅田川の花火大会など他にも有名なものが沢山ある。
それこそ規模から言ったら神宮は見劣りするのは否めないが、神宮には他の会場には無い優れたポイントがあるのだ。

まずなんと言っても素晴しいのはトイレの充実ぶり。
比較的きれいだし、他の花火大会などにある仮説のトイレとは雲泥の差なのだ。

あとは・・・帰宅時に駅のホームが込み合うのはどこの花火大会も一緒だと思うけど、神宮の場合はちょっと陸路を徒歩で行けば他の駅にたどり着けるし、ちょっと離れたところまで出ればタクシーを拾う事も可能なのだ。
まぁ、花火の余韻を楽しみながら30分も歩けば街は”いつもの東京”の姿になるので、そこで一杯引っ掛けて帰るのが都会での花火大会の楽しみ方だったりする。

彼女や奥さんを連れて行く場所のトイレを気にするようになったら、あなたも一人前の紳士になった証と言えるだろう。

さて、突然ですが大和を塗るよ!
いいかげん与太話だけだとこのblogの存在意義が無いので・・・

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- デアゴる – 一度完成させると、もう二度と作りたくなくなる –

全90号で総額 114,040円だそうだ。
HPを見ると改訂版が登場していた。
新しい考証に合わせての事なのかはわからないが未だに売れ続けていると言う事なのだろうか?
物好きな根気のある人が多いのだろう・・・
私のような根気の無い人間がこんな事を言うのもなんですが、見事に全90号を完走し、このモデルを完成させた人の「もう二度と作りたくない」との発言をみるに、文字通り長期間にわたる戦艦大和との死闘を垣間見たような思いがすると言っては大げさだろうか。

仮に毎週欠かさず作ったとしても全号集まるのに一年半以上の時間を要するのだ。

私には絶対無理だ。
なので、本家とは雲泥の差ですが、私としては数日で完成するレベルのリペイントを目指す事にする。

まず、見てすぐに違和感を感じるのは船体の色。
これはちょっと明るすぎでしょ~という訳で塗って行く。

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– 作者のDiving Hawkさんと、連絡をくれたmagpieさんありがとう –

他にも菊の御紋の色といい、大きさといい許しがたいほど・・・
それに、あの特徴的なフェアリーダーとかも無いし、いろいろ細かい事を言い出したらキリが無いけど作ってくれただけでも感謝なのだ。
タダでもらっておいて文句を言う奴はタヒネだよ!

因みに私が以前からチマチマいじってた”あたいの戦艦大和”はポリゴンが多すぎなのでIL-2には移植できない。
暇を見つけては頂点減らしの地味な作業にチャレンジしたりしておりましたが・・・無理っ!
私には地味な作業は無理!
ものの30分も経たないうちに飽きてくる。
いずれプリレンダーのCGムービーでもと、思ってやってましたがどうやら時間切れにてお蔵入りとなりそうです。

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– 煙突の配管は塗れるかな?- テクスチャの割り当てと言う強敵が立ちふさがる –

つづいて13号電探の色もおかしいので直します。
細かい事を言えば探照灯もちょっといじろうかと思う
それにしても13号電探は何を見てこの色にしたのだろうか・・・

ま、いっか。

そんでもって、実際の艦首の金属製甲板の部分は滑り止め加工が施されてるようなのでそれっぽい感じに変更。
これは艦尾の部分も同様に変更します。
まぁ、遠目からではわからないのでアレって言えばアレなんですが┐(゚~゚)┌

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– この艦首無防御部の不沈化に関しては研究の余地があったのだとか –

で、戦闘中なので内火艇を撤去。
同じく零式水上観測機も撤去。
因みにこのMODのReadmeによるとオプションで零観を消したりできるそうですが、私の環境だとFMBで配置はできるけどゲームを起動すると大和そのものが消えてしまいます。
まさにフェラデルフィア・エクスペリメントな状況にしばしの間悶々としてしまった。
付属のShip.iniファイルの中身を比較してみたけど二つとも同じだったぞ!

Diving Hawkさんには修正の方をよろしくお願いします。

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– さよなら零観&内火艇 – リペイント中の大和 –

んで、このMODのV1の時もそうだったんですが舷窓は消します。
テクスチャの解像度が低いせいか、黒丸を描いてもチョッとモッサリした感じに見えるので・・・
それに、戦闘中は窓は閉めてあったので、そういう意味からも窓は消す事にしました。

後は艦首にある喫水目盛も消しました。
ちょっと目立ちすぎなのでね。
スケール的にもおかしいし。

で、特設機銃に備え付けられたマットも色がおかしいので変えました。

さて、ここで問題なのが甲板の色なんですがそれは後日と言うことで。
今回もいろいろと参考にさせて頂いたのは模型をやってる人のblogでした。
非常に深いところまで研究されていて、模型作品の見事さもさることながら、モデラー各位が研究された考証に関する考察を読むのが楽しかった。
興味のある方はググれカス。

という事で、次回につづく!

Working Girl

working girl
– Working Girl – 1988年の映画なので髪型とかファッションがゴイスーです –

今日は仕事の帰りに会社の子とプールに行ってきました。
と言っても、会社が契約してるフィットネスクラブのプールなのですけどね。
近くのビルに入ってて社員は無料で使えるのだ。

まぁ、泳ぐと言うか、水浴びと言うか、巨大な水風呂に浸かりに行った感のある私達を尻目に、必死な形相で泳ぎまくる健康オタク?見たいな連中が意外と多くてびっくり。
おまけにマッチョなイケメン風監視員のお兄さんに目をつけられないようにそっと端っこでパシャパシャしてたら足がツッてガン見されたのはナイショ。
なんか戦隊ものとかにチョイ役で出てきそうなお兄さんだった。

「Hey Hey ! 俺ってカッコいいだろ?&俺ってイイ体してるだろ?」的なオーラだしまくりなのでアレでしたが、他に泳ぎに来ていたマッチョがチラチラお兄さんを見ていたのに気がついてしまってからはイ・ケ・ナ・イ・妄想が頭を過ぎってしまい二人でキャッキャッしてしまった。

つー事でさっき帰ってきたのでほろ酔い気分で書いてるよ。
明日はゆっくり出社なんだぁ。

そそ、今日の地震速報の誤報にはびっくりしましたね。
丁度タクシーでレインボーブリッジを通過中だったのですが、よくあるDisaster Movieにありがちな展開(橋が落ちて車が止まり切れずに海へってやつね)が脳裏を過ぎったりなんかして、タクシーの運転手さんとミラー越しに目と目が合ったりしたんですけど運手さんもビビッてました。

私は内心・・・こんなおっさんと人生最後の瞬間が一緒だなんて哀れ・・・なんてイ・ケ・ナ・イ・事を考えてたんだけど。

まぁ、何事もなくて良かったわけですが、あの音は心臓に悪いですね。
携帯意外だとラジオとかテレビですよね?それ以外だと他にどんなのがあるんでしょうかね?
それにしても気象庁が誤報ってねぇ・・・洒落になりませんよ。

天気予報がハズレたのとは訳が違うんだからね。

そう言えば活断層があるとか無いとかで立川断層を調べていた東大地震研の教授がやらかしたのも笑えませんよね・・・
コンクリート片だかを活断層の兆候と見間違うとかどんだけ~。
専門家の発言や調査結果とかはものすごく重い訳ですよ。
それがいい加減では何を信じて良いのかって事になりますよね。
本当にもう!って感じ。

そんでもって、こないだ注文しておいたカバンが届いた。
だいぶ時間が掛かったけど結構嬉しい。
でも使わない。
なぜかって?
それは・・・このカバンは新しい勝負カバンだからです!

勝負下着に勝負服・・・巷で良く聞く話ですが、私の場合は勝負カバンと言うものがあったりします。
元々は就活中に”とあるカバン”を使い始めたところ一時面接負け無しと言う伝説を作り上げたのだった。
それ以来、何か大事な日には勝負カバンを使うようにしています。

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– 退役するPorsche Design – 入社してから10回も使ってないかも –

縁起を担ぐって感じと言えば判りやすいでしょうか?
ただし、一番大事なカバンは滅多に使いません。
今回買ったのは二番目に大事な勝負カバンという位置づけですね。
今まで使っていた二番目のカバンはPorsche Designと言うブランドのカバンです。
結構気に入っていましたが、こやつは押入れ行き決定という事でお疲れ様でした。

このカバンを買ったのは学生の頃の話なのですが、実は父の日のプレゼントを私が買いに行く事になりまして、新宿の伊勢丹だったかな?に行きまして売り場で一目惚れして衝動買いしました。

ええ、自分の為に・・・

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– 相変わらず写真が酷いのでネットで検索 – ちょっと違うけどこんな形 –

えっ?父のプレゼントですか?
もちろん買いましたよ。
同じブランドの1万5千円位のキーホルダーを買いました。

因みにカバンのお値段は13万円くらいだったと思います。
おかげで兄にも怒られましたが、長女からこっぴどく叱られましたね。
「学生の分際でそんな高いカバン買ってどうするんだ!」と、カンカンですよ。
なのですかさず「社会人になったら使いますっ!キリッ」と、言ったら「その時に買えば良いでしょ!」と、火に油を注ぐ結果に・・・
まぁ、でも買って正解でしたけどね。

だってもうこのモデルは売ってないんですよね(゚ε゚)ぴゅ~

シンプルなカバンですけど凄く気に入ってました。
エルメスとかヴィトンなどの成金ブランドではないので日本では余り知られていませんが、逆にそれが良かったり。
あまりみんなが持ってる物ってイヤでしょ?

で、ホントにホントに大事な時にしか使わないのがコレ↓

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– Schlesinger – これは二回か三回くらいしか使ったことない –

シュレジンジャーって言うアメリカのブランドです。
これも上に書いたようなエルメスやら何やらのような成金ブランドでは無いんですが、NYなどのアッパーミドルにファンが多かったらしいです。
で、見て頂いて判ると思いますが相当くたびれていますよね?
実はコレ父のお下がりなんです。
私が子供の頃に父親が使っていたカバンなのです。

取っ手の部分なんか見るとかなり変色してまして、あまり状態は良くありませんが、それだけ父がビジネスの世界で戦った証なのだと思うのです。

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– かなりくたびれてます・・・ – 父ちゃんありがとうっ! –

実はとある会社の面接の時の話なのですが、ちょうど良いカバンが無くて探している時にこのカバンの事を思い出しましてね。
子供の頃に父親からもらって押入れの中にしまってあったのを引っ張り出してきて使ってみたところ、なんと!面接会場でカバンの事を聞かれる事が多々ありまして・・・
時計好きに比べると少ないかもしれませんけどカバン好きの男の人って結構多いじゃないですか?
面接官の中にもこのブランドのカバンを知ってる人がいまして、面接中にカバンの話になる訳ですよ。
グループ面接とかだと目立つ事も大切なので、そういう意味では結構このカバンには救われましたね。

実はこのカバンにはもうひとつ逸話があったりします。
ハリソン・フォードとメラニー・グリフィスが競演した映画ワーキングガールにこのブランドのカバンが登場するんです。
ハリソン・フォードが「これから一緒に良い仕事していこう」みたいな事を言いながらメラニー・グリフィスにプレゼントするんですよ。

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– ハリソン・フォードからプレゼントされるなんて・・・うらやましぃ! –

結局二人は恋仲になり、大きな商談を纏めた手腕が高く評価されたグリフィスは大手企業に役員としてヘッドハンティングされ、恋も仕事も手に入れると言うサクセスストーリーの映画なんです。
良い映画ですのでレンタル屋さんで見つけたら見てみてください。
特に働く女性の人には見て欲しいなぁ。

前向きな気分になれますよ。

この映画の影響もあって当時は人気のブランドだったそうです。
日本では代理店がコロコロ変わったりした影響からか余り流行らなかったとかなんとかって聞きましたね・・・面接の時に面接官から(´・∀・`)ヘー
まぁ、それくらいカバンひとつで盛り上がっちゃったり。

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– 20年以上前のですけど磨くと綺麗に光ります –

後はですね・・・コレは大きいとは思いますけど・・・”父親からのお下がり”ってのがね中高年の面接官には効きましたね。
父親が当時ドイツに単身赴任していたわけですが、このカバンを持って玄関から出て行く=しばらく会えないと言う感じな訳で、当時の私はその事を恨んだりしてこのカバンを隠したりしたエピソードや、「汗が染込んで変色した取っ手を見ますと、文字通り父が額に汗してこのカバンで家族6人を養ってくれたのだと思うのと同時に、何か社会人になるという事はこういう事なのだと無言のうちに教えられたような気が致します。」とか何とか言うと、うっすら涙ぐんだりする中高年の面接官の方もいたりで、こちらとしては”してやったり”と言った感じでしたね。

まぁでも本当に父には感謝していますし、嘘を言っている訳ではありませんからね。

就活を戦う若者よ!
使えるかどうかは判りませんが、私はコレで就職できました。
ガンバレヨ~


– Working Girl Trailer – 0:38のシーンで手に持っている箱が↑のカバン –

えっ?今回買ったカバンは見せないのかって?
身元がバレるといけないので見せませんよ~
そのカバンが退役したらお見せします。

その時までこのblogが続いていればの話ですが・・・

日和見日和で御座候ふ

週末はフジロック行って来ました。
ええ、ビョーク目当てですとも。
もちろん他のミュージシャンも楽しみにしてましたけど、なんと言っても今年はビョークですわな。


– Bjork – Army of Me –

天気に関しては言わずもがな・・・って事で、野外フェスは濡れてなんぼなんでアレですが、今年は他の事でチット残念な事があった。
反原発NGOだかなんだかがブース出したりしてましてね。
こっちは音楽を楽しむ為に行ってる訳で、政治的なスローガンなら他でやって欲しいわ。

この手の連中ってのは自分たちの主義主張に関しては何でもアリって感じがして凄く嫌いだねぇ。
独善的とでも言えば良いのかな?

前回のエントリーでも書いたけど、私は作品と作者のイデオロギーは分けて考えるべきだと思っているので・・・
まぁ、こんな事言うと実も蓋も無いけど、ミュージシャンとかって口で言う事は一人前だけど行動が伴ってない馬鹿が結構多いでしょ?
薬中とかアル中とかね。
おまけにLOVE&PEACEとか言いながら平気で自分の彼女とか奥さんとかボコボコに殴っちゃたりさ。
歌詞だけなら一人前の事を言うのは簡単なんですよ。
だって音楽の才能があるだけで人としてどうかってのは別ですから。
私は音楽に惚れてるだけなので、その人がどんな考えを持とうが何を支持しようが別な話って構えなんだけど、その辺りが理解できなくて信者になるアホも多いんだよね。

生活がRock ! 見たいなね。
シェゲナベイベーで人生変わりましたみたいな人ね┐(゚~゚)┌

最近でこそ減ってきたけど、テレビに出てる人=偉い人って思ってる人っているじゃないですか?
それと同じで、秀でた才能がひとつでもあると他の事も凄い人なんじゃないかって錯覚する人が意外と多いんだよね。
そんな事全然無いのにね。

日本人は他人に影響され易いと思いますね。
Twitterとか掲示板とか見てると凄く感じます。
流れがガラっと変わる瞬間があるんですよね。

凄く怖いと思う。

MACARTHUR LUZON
– 今風に言うとマッカーサー△ –

このblog的な事で言えば、70年前の敗戦の時もありましたよね。
マッカーサー元帥閣下への※感謝の手紙ね。
それまで鬼畜米英と呼んで憎悪していた相手の親玉へ50万通を超える感謝の手紙が日本中から届いちゃうんだからさ。

たぶん何にも考えてないんだろうね。
周りが書いてるから、なんとなく雰囲気に飲まれて、それが熱狂へと変わり、遂にはペンをとらずにはいられなくなる。

要するに勝ち馬に乗りたいんだろうけど。
敗戦というのは前代未聞のパラダイムシフトな訳ですよ。
その瞬間に思考停止して勝ち馬に乗る事だけを考えるようになる。

その方が楽だからね。
どこの国の人にもあるんだろうけど、日本人はそれが物凄く極端だと思いますね。

余談ですが、よく日本人は”団結して”とか、サッカーなんかでも”組織力”が日本人の持ち味って言われますよね?
逆に欧米人は単独行動が得意で団体行動が苦手みたいな言われ方されてて、戦争中なんかも個人主義のアメリカ人は駄目だ見たいな論調があったそうですけど、私はむしろ逆だと思いますね。

私の経験則からなんで恐縮ですけど、日本人の団体行動と言うのは、例えば一緒にお昼ご飯を食べに行くとか、一緒に帰るとかね・・・どうでも良い部分なんですよね。
で、肝心の部分では中々一つになれない。
戦争中も陸軍と海軍が仲が悪かったと言われていますよね。
それこそ皇国の荒廃が・・・って時なのにいがみ合ってお互いの足を引っ張り合ってる訳ですよね。
自分達の権益とか立場とかでね。

逆に欧米人は一緒に帰ったりとかしないけど、共通の敵を見つけた時の団結力ってのは凄いんですよ。
文字通り相手を叩き潰すまでは共闘して戦うんです。
現にマッカーサー(陸軍)とニミッツ(海軍)は仲が悪かったそうですよね。
でも、作戦面ではお互いの足を引っ張ったり、情報交換を怠るとかはしてないんですよね。
それは共通の目標(敵)があるからなんですよね。

農耕民族との遺伝子の違いですかね?
田んぼの大きさでいがみ合うってのに似てるのかも。
でも、古代の日本人も狩猟をしていた訳で・・・

やっぱりアレかな~戦国時代の国取り合戦とその後の天下泰平による平和ボケなんでしょうかね。
黒船が来るまではみんなで仲良く「のほほ~ん」と暮らしていたわけですからね。
鎖国して・・・海の向こうにアメリカがあるって事を見ないふりして。

uraga
– 浦賀に来航したアメリカ海軍 –

今と似てますね。
と言うか、何も変わってないのかもしれません。
参院選を見ていてふと思ったので書いてみました。

選挙の結果は結果なのでアレなんですが、投票率が低いから民意じゃないみたいな事を書いた新聞もあったらしいですけど、それって子供の駄々ですよね。
とりあえず50パーセントは超えてるんだし、国政選挙の結果を民意と言わずして何と言うのでしょうか?
投票率が100パーセントでないと駄目って事なのかな?
でも投票率が100パーセントなんて自由主義・民主主義ではありえませんよね?
投票しないと言う自由もあるわけだから。

おまけに選挙後も不機嫌そうな顔した司会者とかねぇ・・・露骨だなぁと思いました。
あとはラジオが結構酷いですね。
最近寝る前にラジオを聴きながら寝るんですけど、選挙の時はその話一色だったんですけど、自民党圧勝の報にため息吐いてましたからね。

露骨杉だろって笑っちゃいましたけど。

まぁ、結果はどうあれ、結果は結果ですから。
それに従わざるを得ないわけで・・・

学生時代から改憲派な私としては、サッサと憲法改正の議論を始めて欲しいと思いますね。
ただし、前々から言っているように憲法96条は変えるべきでは無いと思います。
改憲のハードルを下げると言うのは諸刃の剣ですから。

これだけ主体性も無く選挙の度に右へ行ったり左へ行ったりする浮気者の日本人ですから、また民主党のような汚物が政権を取らないとも限らないわけで・・・
敵の親玉にさえ「拝啓マッカーサー元帥様」とか書いちゃう国民性ですしね。
小泉さんの時の郵政民営化とかもね・・・なんか恩恵ってありましたかね?
郵便局員の接客態度は良くなりましたけどね。
それくらいかなぁ?

ま、この続きはメサの方でやりましょうか。
という事でネタふりでした。

バイなら~(・ω・)ノ

※NHKでは手紙の大半は復員に関する嘆願だったとされていますが、袖井 林二郎(著)”拝啓マッカーサー元帥様 占領下の日本人の手紙”によれば、贈答の申し出から果ては就職の斡旋を懇願する手紙まであったそうだ。
生前、私の祖母が「人々はまるで将棋の駒が成るように変わって行った」と表現していたのはこの事も含まれる戦後のパラダイムシフトを表現したものだと思われる。
後日に開かれたアメリカ上院の公聴会でマッカーサーが言ったとされる「日本人はまだ12歳だ」との発言がきっかけとなり、それまで日本中に吹き荒れていたマッカーサーフィーバーは急速に冷めて行ったらしい。
因みにこの「日本人はまだ12歳だ」発言は誤解らしいです・・・(゚Д゚)ハァ?

いろんな意味で踊るのが好きな民族なのかもしれないね。
「だ・か・ら・再稼動反対♪」みたいな連中とか見てると容易に想像できますな。