2013年 6月 25日 の記事

平成JUMP

main_vanhalen
– VAN HALEN – 台風がどっか行ってくれて良かった –

金曜の夜は東京ドームでVAN HALENを観てきたのだ。
まぁ、歳も歳なのであまり期待はしてなかったと言ったらヘビーなファンからはフルボッコにされそうですが、意外と(歳の割には)みんな元気そうで何より。
特にエディの体調に関しては心配してましたが、意外と言ったらアレですが本当に元気そうだった・・・それにちょっと太った?
一時期の激ヤセ状態に比べれば確実に太ってますな。
でも、これに関してはちょっと安心かな。
何度も癌の告知を受けたエディの事を思うと太って正解って思える。
ホント・・・一時期は覚悟した程なので・・・


– JUMP – しかし・・・金の掛かってないPVだ –

1984年に1984って名前のアルバム出す辺りが如何にもVAN HALENらしくて笑えます。
それに、よくよく聴くと大した事は歌ってないんですよね。
「ロックに難しい詩は似合わないよ」って事なのかもしれないけど、良いじゃないのパーティロック!
小難しい事は忘れて騒ごうぜってノリは嫌いじゃない。
まぁ、この曲の場合はイントロのシンセ一発でみんなノックアウトって感じでしょうか。

それにしても金の掛かってないPVだねコリャ・・・
2:35からエディが気持ちよさそうにキーボードでソロを弾いていますが、よく見るとキーボードが埃まみれなのがわかる。

スタッフ!仕事しろ・・・埃が気になってPVに集中できないじゃないかヽ(`Д´)ノ

1984
– 1984 – 人を食ったようなデザインのアルバムジャケット –

このアルバムは当時全米2位だそうで、この時1位だったのはマイケル・ジャクソンの大ヒットアルバムスリラーだったそうだ。
相手がマイケルなら仕方が無い・・・と言うか、スリラーと言うアルバム自体が化け物なので、それが1位なら納得だよね。
それくらいスリラーは凄いアルバムだと思う。

と、1984年には未だ生まれていない私が偉そうに語ってみる。

でもね。
結構若い人多かったですよ・・・東京ドームのライブ。
私と同世代くらいとか、年下っぽい感じの子とかいっぱいいた。

やっぱり本物って時代を超越してるんだと思う。
良いものはいつ聴いても良いんだよね。

Van+Halen
– できればこの頃に出会いたかったけど –

みんな若い
タイムマシンでもあったら是非見てみたい。
それ言うならVAN HALENに限らず、The BeatlesにはじまってThe Rolling StonesとLed Zeppelinも観たい!
ボンゾのドラムを生で見て聴いてみたい・・・

あとはやっぱり”James Marshall Hendrix” ジミヘンかな。

でもそんな事言い出したらキリが無いね。
QUEENだってそうだし、RATTやPantera。
それに、Appetite for Destructionの頃のGuns N’ Rosesとかも観たいし、Nirvanaも観たい。

そして何よりMichael Jacksonを観たいよね。
だれかタイムマシン作って・・・


– Michael Jackson – Beat It –

この曲はVAN HALENの全米1位の夢を阻んだMichael Jacksonのアルバムスリラーからの第3弾シングル。
VAN HALENファンからすれば憎きMichael・・・と言いたいところだけど、実はこの曲のギターソロはエディが弾いているのは有名な話。
ほとんど即興に近いエディのソロはまるでカミソリの刃のように鋭い。

ギターソロが始まるとエディワールド炸裂で、ソロの間だけはMichaelの存在を感じさせないのはさすが。

実はこのアルバムのプロデューサーQuincy Jonesから電話もらった時にエディはイタズラ電話だと思ったらしい。
結局、本人からの正式なオファーだとわかったのでノーギャラで引き受けたとかなんとか。
太っ腹だねエドワード。

Michaelの死後に発売された”THIS IS IT”の中でも、ツアーでこのソロを弾くOrianthiにMichaelが「歩きながら弾ける?」って確認するシーンがあるんだけど、エディのぶっ飛んだソロを動きながら弾くのは中々難しいみたいですね。
子供の頃にMichaelのライブを見に連れてってもらった事があるんですけど、子供ながらにこの曲のソロパートの再現率が酷かったのを覚えています。

逆に言うとそれくらいこの曲の中でソロは重要だとMichaelが感じていたのだと思うし、魅せるステージングを追求するMichaelにとってはソロを完璧に弾けても棒立ちでは満足できないってことなんだと思う。

そういう意味からすればツアーでもエディに弾いてもうらうのが理想なのかもね。
実はステージ上での二人の競演は過去に実現していてYouTubeなどで見れます。
ツアー中のステージにエディがゲスト出演したそうですが、その時のMichaelのハジケっぷりが凄いです。

話がそれまくりだね(゜-゜)\バキ
未だに興奮しているのかも。

ニコニコ動画のタグに”もっと評価されるべき”ってのがあるけど、個人的にはVAN HALENにもつけたいタグだったり。
このバンドは凄い個性の集まりだと思う。
例えばドラムのお兄さんなんかも超絶テクニックを売りにするようなドラマーではないけれど、スネアをパンパンに張った音はその後のLOUD系バンドのドラマーに与えた影響は計り知れないと思う。

それに、ヴォーカルの”DAIAMOND DAVE”独特のメロディーの無い歌と言うのも凄いし、ベースのマイケル・アンソニーのジャックダニエルの一気飲みとかね。
でもやっぱり一番なのは、ニコニコ笑いながら”すんごいギタープレイ”を魅せてくれるエディなんだよなぁ。