週間IL-2の雷電をぬる

デアゴる_雷電
– デアゴる – 途中で購読を止めると部屋に詰まれた箱がゴミと化す –

週末もスキーに行ってきた。
近場とはいえ、こんだけ毎週毎週スキーだスノボだと出かけていたのでは財布の中身がシケシケな勢いで辛い・・・っても春までだしね。
スキー出来るの。
今回は知り合いのショップのお客さん達も現地で合流したのでかなりの大人数だった。
学生さんなんかもいて、やはり話題は就活問題へ。
みんな将来とか不安だし悩むよねぇ。
つーことで、夜はホテルで”就活相談会”のようになってしまった。

さて、先日のblogにも書いたけど、無謀にも空自のアグレッサーを塗ろうとしたのだ。
が、テクスチャの割り当てを目の当たりにして怖気づいてしまい、知り合いの敏腕リペインターの方へお助けメールを書いたのだ。
このくだりは以前のエントリーを見ていただくとして、結果から言えば自分の技量の無さと、根気と言う二文字とは縁の無いこの性格が災いする前に諦める事にしたのだ。

だがしかし、一度火の着いた私のクリエイティブ魂は中々収まらない。
何かを塗るまでは鎮火しないほどの業火となった私のこのやる気は、まさにバックドラフト寸前といった具合。
そんな私の前に一枚の写真が・・・

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– 352空所属の雷電 – 海軍機としては珍しく派手な塗装の青木中尉機 –

私が最初に製作したIL-2の動画に登場した記念すべき機体でもある。
そういう意味からすれば特別な機体でもある。
と言うことで、この稲妻マークの雷電を塗るよ。

基本的に私はリペイントは苦手でして、できれば既存のskinを使わせて頂いてビデオを製作したい方だったりします。
因みにビデオ”343”の場合は既存のskinを使用させて頂きました。
機体番号だけ幾つか変更したりしましたが・・・

ではなぜリペイントをするのかと言えば、気に入ったリペイントには中々出会えないからです。
口を開けて待っていてもskinは空から降っては来ませんし、リペインターの方に「塗ってください」とも頼めないからだったりします。

F-15DJ
– POMさん作 F-15DJ 通称ガメラ –

こう言うリペイントに見慣れてしまうと他の物が色褪せて見えてしまうから困ったもんだ。
それに、このレベルの作品を見た後だと自分で何かをリペイントしようなんて事はそうそう思いつかない。
実にけしからん罪作りなリペイントなのである。

幸か不幸か私の知り合いのリペインターさんは揃いも揃って敏腕揃いだったりする。
おかげで製作中のエピソードとかも聞けたりして参考になる反面、実力の差をまざまざと見せ付けられてしまう。
フォントとかも作るらしいしね・・・こだわりとか凄いんですよ。
納得いくまで何度もでやり直すらしい。
↑の作品の作者さんも一機仕上げるのに100時間くらい掛けるらしいし・・・どんだけぇ~

まぁ、そう言うのは「やる気、根気、いわき」みたいな感じじゃないと無理なんだろうね。
断言できるけど私には無理だ。
なので適当にお茶を濁す。

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– リペイント中の雷電 – 左側の写真は持っていないので想像で塗るしかない –

大戦機のリペイントは資料が少なくて困る。
右側真横からの写真があったので意気揚々と塗り始めてみたものの、やはり左側の写真が無いので勝手に塗るしかない。
搭乗員は左側から乗り込むので、右側に比べると塗装の剥げ具合が強いのではないかな?と言う読みから剥げダクにしてみた。

ところでこの機体の左側の写真って存在するんですかね?
存在するのなら見てみたいけど・・・
もう一枚この機体の写真があるんだけど、それも右側からのなんですよね。
雷電の近くで搭乗員が座って打ち合わせしてる写真。
結構有名な写真なのでご存知の方も多いと思う。

撮影された時期が違うのか、微妙に稲妻マークの塗装の剥げ具合とか違ってて興味深い。
因みにこの機体は終戦まで残ってたんですかね?
青木中尉は生きて戦後を迎えられたのでしょうか?

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– もうちょっと翼の付け根の塗装の剥げ具合を実物に近づけたい –

こんな感じの写真観た事ありますよね?
どうやら写ってるメンバーの違いで複数枚あるようです。
私が知ってる限りでも2種類ある。
最初は顔の向きが違うだけなのかと思ってたけど、よくよく見ると写ってる人が違う。
写真右奥に写る飛行機はほぼ同じ位置に見える事から、たぶん同じ日に撮られたものだと思われる。
それに、機体の後ろに整備員らしき人の足が見えるのだけど、それも双方の写真に同じように写っている。
宣材写真みたいなものなのでしょうかね?

ところで、これってPhotoshopか何かで彩色した写真だと思うんですけど、ネットで検索すると沢山出てきますよね・・・軍艦とか。
ひとり凄く加工が上手い人がいて、その人の作品は本物のカラー写真みたいで感動しました。
実際こんな風に見えたんだろうなぁ・・・と、しばらく見とれてしまったり。

個人の作品なので掲載は差し控えますが興味のある方はググれカス。

352
– 352空所属の青木中尉機をバックに打ち合わせする有名な写真 –

そそ、ググれカスと言えば・・・今回も調べ物をしていて有益な情報は殆どが海外のサイトだったのは悲しい限り。
日本のサイトは相変わらず途中からあらぬ方向へと行ってしまう。
ミリオタとアニオタが被るのは我が国の特徴なのかもしれない。
内向的で引き篭もりがちな人間が強い物(兵器)に対してある種の憧れを抱くと言うのは分かるような気がするけど、いい歳したオッサンが幼女の裸の絵とか描いて嬉々としてblogとかに上げているのを見るとちょっと大丈夫なのかこの人って思いますよね。
鏡を見てなにが映ってるのか確認してみたら良いと思う。

逆に海外の人の方が真面目に雷電を語っているのには好感が持てた。
たぶん台湾の人だと思うけど、とある台湾の掲示板にいくつも雷電の写真を上げているのを見て「ああ、雷電の事が本当に好きなんだなぁ」と、ちょっと感動したのもつかの間・・・その人が最後にアップした写真は擬人化した雷電のイラストでした(;´Д`)
こう言うのが好きなのはアジア人特有なんでしょうかね?

水着の幼女と化した雷電の姿に一抹の寂しさと悪寒を感じた次第です。

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– ちょっと日の丸が大きいので後で修正しておこう –

とりあえず完成~♪

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