地球をググレ

今週もスノボ。
金曜の夜に都内を出て、土曜の夜にホテルに一泊して日曜の朝イチ滑って帰ると言うのがウチらのパターン。
これだと帰り道が混まないので。
んで、都内に戻ってから軽く打ち上げと言うか食事して帰るって感じ。
次の日の仕事もあるしね。

今回はモーグルやってる人と知り合いになったのだけど、足の筋肉とか腹筋とかゴイスーで驚いた。
コブの衝撃を受け止めるにはあれくらい無いと駄目なんだろうね。
マッチョ好きにたまらないらしく触らせてもらって喜んでる娘とかいたけど、私はあんまり好きじゃないので見せてもらってもアレでしたが・・・

腹筋とかムキムキし過ぎだと虫みたいで気持ち悪いでしょ?

今回はチョコっとジャンプの真似事とかしてみたけど、やっぱり難しい。
派手にコケたし。
ソチが遠のいたかも。

ごめんねプーチン。

PH2
– Google Earthで真珠湾を見る – 日本語で書くと”ごおgぇ えあrth” MS-IME GJ! –

さて、仕込みはちょっと休憩・・・と言うかリペ用の資料の収集が出来ずでかなり萎え気味。
艦攻、艦爆に関しては本当に資料が少ない。
機体番号なんて検索しても殆ど出てこない。
同じ番号は良く出てくるけどって感じかな。
一機で良いなら事足りるけど、編隊を組まそうとすると僚機の番号が分からないのは辛い。

ま、悶々としてるのもなんなので、前々から疑問に思っていた事を調べてみた。

映画パールハーバーを見ていると、日本の艦載機がオアフ島に進入した後に山岳地帯を低空で飛ぶシーンがある。
いくら子供向け映画の巨匠とは言え、実際にあった出来事を映画にしているのだからそれなりに調べて作っているはず・・・だと信じたい。
かなり低高度なのが気になるのだが・・・

PH
-Pearl Harbor – マイケル・ベイ監督作品 –

と言う事で、Google Earthをインストールしてみた。
意外と言ってはアレですが、これはかなり凄い。
見た目と言うよりは軽さがゴイスー。
ノートPCなのでちょっと心配したけど全く無問題でサクサク動く。
ま、最近のノートは発熱以外はデスクトップに負けてませんからね。
以前に3dmark走らせたけどかなり良いスコアだったし。
ただし・・・ひざの上において見てたんだけど終わった頃には火傷するかと思うくらい熱くなってたのには驚いた。
ファンとか煩いしね。

と言う事で、ベッドの中からコレ書いてます。

んで、話を戻すと、上のシーンはどこなんだろうと思ったのと同時に、第一次攻撃隊はどこを飛んだのか、そしてそこからはどんな景色が見えたのか疑問に思ったのだ。
まず、この日の高度を調べると3000メートルで島に進入したとある。
カフク岬を過ぎた辺りから1500メートルまで高度を下げたらしい。
残念ながらこの後の正確な高度は分からなかった。
なので1500メートルで真珠湾まで進撃したと仮定して話を進めて行く。

機動部隊を発艦してからオワフ島まで、第一次攻撃隊(艦戦43機、艦爆51機、艦攻89機)計183機は、文字通り一塊の大編隊で侵攻したと思われるが、淵田中佐からの全軍突撃命令を受けたあたりから4つの編隊に別れている。
一つはホイラー基地(ウィーラー)へ、残り3つが真珠湾を目指し南進するも最短コースを取ったのが高橋少佐率いる艦爆隊で、更に西よりのコースを取ったのが村田少佐率いる雷撃隊、そして最も西よりを飛行したのが淵田中佐率いる水平爆撃隊だった。

上のSSでは山並みを進行方向右側に見ながらの飛行なので、高橋少佐率いる艦爆隊の進行ルートだと思われる。
これをGoogle Earthで見るとこうなる。

GE1
– 画面左端にホイラー基地が見える –

真珠湾に向かって右側に山並みがある。
高度は1500メートルとした。
ベイちゃんの映画にしては珍しく位置的には正しい。
ただ、ちょっとばかり迫力のある映像表現を目指したが故に低高度にしすぎている事がわかる。
この映画で最初に日本軍を目撃するのが子供と言うのもベイちゃんらしい演出だと言える。
良く言えばサービス精神が旺盛な男であり、悪く言えば嘘や誇張もお構いなしないい加減な男なのだ。

ま、シーンとしては悪くない。
映画はドキュメンタリーでは無いので、その時の”印象”を強調するのが演出というものだからだ。
この後も野球をする子供達に向かって九九艦爆の後部機銃員が「逃げろ」と叫びながら飛んでいく印象的なシーンがある。

山岳地帯らしき所を飛ぶシーンは映画トラ・トラ・トラにも出てくるが、こちらは進行方向左側に山並みが見えているので村田少佐率いる雷撃隊か、淵田中佐率いる水平爆撃隊の飛行を再現したものだと思われる。
映画パールハーバーに比べると高度も高く、史実に近い表現で好感が持てる。
ただし、シーンとしては単調で地味な印象は拭えない。

TRA
– Tora Tora Tora – リチャード・フライシャー、舛田利雄、深作欣二監督作品 –

高度の設定も史実に近いものの若干低い。
たぶん史実を調べたのだろうとは思うのだが、こちらは実機を使っての撮影なのでベイちゃんの映画のような低高度での密集した編隊飛行は現実的に難しかったと言う事も理由かもしれない。
逆にベイちゃんの方はCGなので如何様にでも出来るのだ。
この差は大きい。

余談だが、このGoogle Earthにはフライトシムモードのようなものもあって、ちょっと試しにやってみたらそれなりに飛べた。
ただ、デフォの状態だとキーの反応が良すぎて大変な事になった。
それに、操作キーをヘルプで調べようとしたのだが、なぜだか404と表示されてしまい分からずじまい。

むむむ∩( ・ω・)∩

PH3
– 意外と狭い真珠湾 – 中央に戦艦ミズーリ、画面右端にはアリゾナ記念館 –

村田少佐率いる空母赤城所属の雷撃隊12機を先頭に、空母加賀雷撃隊の12機がヒッカム飛行場の上空を這うように低空で通り過ぎると目の前にはBattleship Row(戦艦横丁)がこのように見えたと思われる。
敵艦までの距離が意外と短い事に驚かされる。
湾内の深度が浅い為、この作戦に合わせて魚雷に改造を施したとされるが、それでも搭乗員達は低高度での雷撃を心がけたと言われている。
一説によれば、高度5メートルで雷撃した艦攻パイロットもいたらしい。
プロペラが波頭を叩く。

魚雷を投下すると急いで回避行動を取らなければならなかった。
目の前には停泊する戦艦郡の林立するマストが迫る。
「どうだ、走ってるか?」と、赤城雷撃隊第二小隊長後藤仁一中尉は偵察員に尋ねた。
「大丈夫です。走っていますよ」
操縦桿を引き、急上昇に移る時、戦艦オクラホマの艦腹中央付近から巨大な水柱が上がった。

と、ここまで書いたけど眠いので寝る。
もう限界。
おやすみなさい。

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