2012年 5月 10日 の記事

宇宙兄妹

ようやく仕事の引継ぎの目処が立ったのでblogを更新する余裕も出て来た。
なのでほろ酔い気分でコレ書いてます。

GWは実家に帰っていました。
ここ最近、環境の変化に翻弄されていると感じていたので、自分の原点をもう一度確認する意味もあっての帰省でした。
ずっと忙しくて帰っていなかったのでそういう意味も含まれていたりします。
まぁ、ここんとこずっとクソ忙しくてGWの事など頭に無かった・・・何も計画していなかった・・・と言うのが本音だったりしますが。
久しぶりの3食昼寝付きの生活も親孝行の一つかな~と・・・親に甘えるのも親孝行のうちと言うではありませんか┐(゚~゚)┌

自転車に乗って子供の頃に通った幼稚園とか小学校とか見に行ったりしました。
ちょっと残念だったのは昔遊んだ空き地とか無くなってたり、兄と一緒に秘密基地を作った森が住宅地になってたり・・・時代の変化を目の当たりにしてたじろいでみたり。
でも、考えてみると一番変化したのは自分なんですよね。
あの頃とは違うんですからね。
後は母と買い物に行ったり、父に今回の事を報告したり。
「結婚が遠のいたなぁ」と、シミジミと言われてしまった(´д`)
親不孝でサーセン。

で、実家のテレビが大きくなっててワロタ\(^o^)/
でも80inchのが出たらそっちにするのだとか・・・中高年は金持ってんなぁ。
私のは40inchだから倍かΣ (゚Д゚;)
どんだけ大きいのだろう。
大きい画面だと迫力があって良いけど、古いDVDとか見ると画質が酷くて泣けますよね。
私も気に入った作品はブルーレイに買い替えていますが、いずれもっと高画質のテレビや新規格のメディアが発売されればブルーレイも色褪せてしまう。
技術の世界と言うのは、ある意味残酷ですな。


– いくらスーパームーンとはいえ、ここまで大きいのは・・・ –

さて、先日はスーパームーンと言うことで、久しぶりに夜空を眺めた方もいたのでは無いでしょうか。
以前に住んでいたマンションにはルーフバルコニーがあったので、しし座流星群とか来ると見たりしてました。
都内からは星が見えないとか言われますが意外と見られます。
そりゃ田舎に比べたら見える星の数は少ないとは思いますがね。
お月見とかも楽しめます。

子供の頃の話ですが、地元の駅前の広場で近所の大学生のお兄さん達が天体観測の体験会みたいなのをやってたんですよ。
で、冬の寒い中だったんですけど、兄と二人で順番待ちしてビールケースか何かに乗せてもらって生まれて初めて天体望遠鏡を覗かせてもらったんです。
何台か望遠鏡が用意されてまして、近いのだと月面を、一番遠いのだと土星が見れるようにセッティングされていました。
その影響からか兄が天体望遠鏡を買ってもらう事になりまして、家族で自宅のバルコニーから見たりしてました。
兄はその時、「将来は天文学者になる!キリっ」とか言ってたんですけど、今は普通の会社員ですが・・・


– はやぶさ/HAYABUSA – 子供の頃の夢を成就できる人は少ない –

そんな事を帰りの電車の中で思い出していたら、なんとなく帰りにレンタル屋さんに寄って映画”はやぶさ/HAYABUSA”を借りて来て観ていました。
たしか・・・はやぶさ絡みの映画は3つくらいありましたよね?
いずれも未見なのですが、本命的なのは渡辺謙主演の”はやぶさ 遥かなる帰還”なのでしょうかね?
残念ながらまだレンタルになっていなかったので、竹内裕子さん主演のを借りてみました。

まぁ、”はやぶさ”人気にあやかった作品なので、それ程期待していなかったのですが意外と面白かったです。
主演の竹内さん扮する女性のサクセスストーリー的な側面もあったりする反面、コメディー映画と言ったら大げさかもしれませんがお笑いの要素がちりばめられた映画なので、もしかしたら”はやぶさ”の偉業を真面目に観たい人には合わないかもしれません。
ただ、この映画を見たことがキッカケで科学者を目指す子供もいたりするかも知れないので、お子さんと一緒に観るのには良いかも知れません。
小難しい専門用語などにも簡単な解説が付いていますのでお勧めです。


– 日本沈没 – 特撮などはチャチですが、映画としての完成度はリメイク版より高い –

余談ですが、小松左京原作の映画に”日本沈没”と言うのがありまして、1970年代の公開当時は社会現象になったほど流行ったのだそうです。
当時この映画を見た子供達の中には、この映画をキッカケにしてその後実際に地震学者や地質学者になった方がいたりします。
映画の中に出てくる田所博士と言う個性的な学者先生がいまして、この人の名セリフ「科学者に必要なのは直感とイマジネーションだ!」に痺れてしまって科学の道を志したのだそうです。


– 田所博士役を熱演する俳優の小林圭樹 – 映画連合艦隊では山本五十六役を熱演 –

なんでもそうですが、キッカケと言うのはもの凄く大切だと思います。
何がキッカケになるかは十人十色なので、大人が子供達にしてあげられる事は如何に多くのキッカケを与えてあげられるかという事と、せっかく湧いた興味の芽を如何に摘まずに育ててあげられるかなのだと思います。
私の場合は子供の頃に映画”JAWS”を観て以来すっかりサメの魅力に取り付かれてしまい、オーストラリアに2回、南アフリカに1回サメを見に行った事があります。
まぁ・・・上の話からはかなりスケールダウンした話なのでアレですが・・・
でも、サメと一緒に泳ぐ事を夢見てダイビングのライセンスも取りましたし、アメリカ人サメ研究家のサメの保護を目的とした基金にも毎年寄付を送ったりもしています。


– この子は素肌美人で最近のお気に入り – 色白のポッチャリ顔で可愛い感じ –

夢はサメの背中に乗って海を泳ぐこと・・・ん~話が小さいか(´・ω・`)

尤も、子供に対して変な誤解を与える事は避けるべきだと思います。
やはりなんでもそうですが志したからと言って皆が科学者になれるわけではありません。
それ相応の努力が必要なのは言うまでもありません。
うちの兄のように「将来は天文学者になる!キリっ」と言ってソレッキリと言う場合が大半なのですから・・・
なので、努力の重要性を説く事がとても大切な事だと思います。

因みに映画”はやぶさ/HAYABUSA”の中にも兄妹が出てきます。
竹内さん演ずるところの水沢と言う主人公には兄がいるのですが、若くしてこの世を去ってしまいます。
あまり話してしまうとネタバレになりますので差し控えますが、兄の思いを受け継けついで彼女は科学者を志したのです。

映画”はやぶさ/HAYABUSA”気軽に見れるので、その手の映画をお望みの方にはお勧めです。
竹内裕子さんのオタクっぽいキョドった演技にも注目ですよ。

と言うことで、ニコニコ動画の方のアップロードが済んだようです。
あまり気に入っていないので公開するつもりは無かったのですが、気が変わったのでアップしました。
お暇な方はどうぞ。

“FLASH OUT”リリースです。