2012年 3月 1日 の記事

季節はずれの怖い話

ちょっと風邪気味。
なので夕飯は軽くリンゴとヨーグルトにした。
イギリスの諺か何かで”リンゴは医者を遠ざける”とか何とか言いますよね?
ハチミツをかけて食べました。
それにしても寒いですね。
今日は都心も雪が積もりました。
三月だと言うのにね・・・

今、グリューワインを飲みながらコレを書いています。
寒い日には体が温まるのでお勧めですよ。
ドイツ伝統の香辛料入りのホットワインです。
料理用に買った安いワインとかで作ります。
簡単に作れますので、作って見たい方は”ググれカス”の精神で検索してみてください。

さて、本当に寒い日が続いていますが・・・皆さんにはもっと寒くなって頂きましょうか。

うひひψ(*`ー´)ψ

唐突ですが、季節はずれの怖い話。
心霊とかじゃないですよ。
私は霊感とか無いので。 てへぺろ(・ω<)

それでは、はじまりはじまり~

当時、私は東京の渋谷区で一人暮らしをしていました。
学生の頃です。
渋谷と言っても新宿の方が近いって感じで、新宿からだと歩いて20分くらいの場所でした。


– 夜の〇〇街道 – 写真の場所からだと家まで10分くらいのとこに住んでた –

その日私はアルバイト先での打ち上げで新宿にいました。
時刻は夜中の1時過ぎだったと思います。
当然、電車はありませんしタクシーは高いので、新宿で飲んだ時はいつも歩いて帰っていました。
夜中と言っても”眠らない街東京新宿”と言うことで、昼間並みに車も走っていますし、お店なんかも普通にやってるので怖くないんです。
逆に酔っ払いとかが多いので、むしろ”人”の方が怖いのです。

家に帰る前にちょっと遠回りなのですが、近所の24時間営業のスーパーによって買い物をしました。
次の日は休みなので食料品とか買いました。
レジでお会計を済ませている時にチラッと時計を見たら2時過ぎだったと思います。

お店を出てから街道沿いを新宿に向かって戻るような格好スタスタ歩いていると、前方の交差点に信号待ちをしている人影がありました。
近づいていくと同い年くらいの女の子でした。
服装は白ゴスって感じで、ちょっと場違いと言うか・・・「こんな時間に何をしているんだろう?」と思いました。
信号が替わり、私たちは歩き始めました。
彼女は私の後ろを歩いていました。


– もっとフリフリしてたけど、こんな感じの服だったような・・・ –

次の交差点で信号待ちをしていると彼女が話しかけてきました。

「新宿駅はどちらですか?」

私は指を差しながら「この道をまっすぐですよ」と言いました。
色の白いカワイイ感じの女の子でした。

彼女は無言で頭をさげると歩き始めました。
しばらく彼女は私の前を歩いていました。

それにしても、丑三つ時の新宿界隈を歩く格好じゃないな・・・

ほどなくして私は家の近くまで来たので、今まで歩いていた街道から一本路地へと入りました。
路地はやっぱり暗いので、私は足早にマンションへと入っていきました。

部屋について買って来た物を冷蔵庫に入れたりしていると突然チャイムが鳴りました。
昼間ならいざ知らず、今は夜中の2時です。

緊張が走ります。

因みにそのマンションはオートロックだったので、ちょっと怖がりながらもインターホンを取ろうとした瞬間!”コンコン”とドアを誰かがノックする音が聞こえて来ました。

もうパニック状態です。
オートロックなので玄関までは来れないはずだし、何度も書きますが今は夜中の2時です。
インターホンを取る勇気すらなく、私はその場でしばらく固まっていました。

それでもノックは続いています。
私は恐る恐るインターフォンを取りました。
モニターに映し出されたのはさっきの彼女でした。

~ おしまい ~


– こんな感じだったと思う –

チョット前に書いた”きゃりーぱみゅぱみゅ”のCDジャケットを見ていたら彼女の事を思い出したので書いてみました。
あんな感じの目の大きな可愛らしい感じの子でした。
因みにその後、念のためにですが警察に通報しました。
しばらくするとノックの音は止んでいました。
30分位して警察官が二人来たので事情を説明しました。
その日は怖くて朝まで眠れなかったです。
モニターに映し出された彼女の顔は妙に白かったのを憶えています。

と言うことで今日の格言。

気をつけよう、暗い夜道と白ゴスロリ

リピートアフターミー!

「気をつけよう、暗い夜道と白ゴスロリ!」

と言う事で、先日のエントリーで書いた交通事故の話が内輪でウケが良かったので書いてみました。
他にもこの手の話はあるので続くかも( ・∀・)