ゴリ霧中

昨夜はこの冬初の鍋を食べに行ったのだ。
魚介類が中心のいわゆる海鮮鍋と言う奴ですが、鳥も入っていたので正確には寄せ鍋と言うのかもしれない。
でも、殆ど目に付くのは魚貝類だった。
食べ物の定義は難しい。
でも美味しければ何でも良いのだ。
冬は鍋料理があるので好きだ。
ナウなヤングの冬は鍋料理で決まりだね(*^ー゚)ノ

さて、LOMACのビデオのお話。
中々色味が決まらない。
どうしたもんだろうか・・・
いろいろと考えてみた結果、原因はLOMACの空の色にあるように思えてきた。
空の色が薄い。
MSFSの頃も空の色には苦労した。
FSXになって初めて有料アドオンを入れてみたが、FS2004の頃は自分で空の色を塗ったりもした。
それでも素の色だと良くても、ビデオで色味を変えると微妙な色へと変化してしまう事もしばしば。

色は奥が深いのだ。

同じ事を悶々と繰り返していても無駄に時間を消費するだけなので、やれる事からやろうという事で旗を作っていた。
と言っても、元の画像データはTinkさん製作による。


– 静止画だと分かりませんが、ちゃんと旗がウニョウニョと動きます –

久しぶりのAEなのでちょっとモタツキましたがとりあえず完成。
以前にもJASDFの旗をビデオで使った事があるので見たことある人もいると思う。
叙情的シーンとして使おうかと思っていますが今回使うかは未定です。
来年に作る本番のが自分的には勝負なので。
自分に対する勝負ですね。

ところで、アクロバット飛行と言えばその華麗な技にばかり目が行きがちですが、通は技よりも空中集合に注目するのだとか。
以前のエントリーでも紹介したブルーインパルス第八代リーダー原田実氏の言を借りれば”上向き開花の後、部下の4番機が自分の後部に入り込む操縦について「神業です」”なのだそうだ。

ネットの世界では八百万の神々よろしく猫も杓子も馬鹿の一つ覚えのように「神」と騒いでいるのを散見しますが、原田氏のような本当の意味での”神クラス”の人に「神業です」と言わしめるには並みの操縦技術で無い事は想像に難くない。
言葉と言うものはその内容もさることながら、発言した人物によってその重さはいくらでも変化するのだ。
話がそれた。

因みに現在はこの”上向き開花”からはスタークロスへと繋がるので、上記で示したような空中集合は無いようです。

VBIさんのフライトなども空中集合に着目して見てみると驚かされる事が多々ある。
前回のエントリーでも紹介したが、かなりの急角度から編隊位置に入り込んでくる。
この時の速度はかなりの高速だ。
スピードブレーキを効果的に使って速度を急減速させ、スッと編隊に入るのだ。
この辺りの事は自分でも編隊を組んだ事がある人なら難しさも理解できよう。


– チェンジオーバーループ中の4機と、その手前で編隊組んで待機する2機 –

ちょっとネタバレになってしまうし、これは確認を取った訳ではないので確証はないのだけれど、ひとつ面白いシーンがあった。
5番機と6番機はペアとなって演技をする事が何度かある。
演技の関係で先に空中待機している6番機が5番機に向けて「ここだよ~」と言った感じで合図を送るのだが、これが見ていて可愛らしかった。
まるでイルカが泡をだして遊んでいるかのようだった。
その合図を受けて急いで空中集合を行い次の演技へと向かうのだ。
まさに、この空中集合を行う場所は”舞台の袖”と言った感じで、文字通り舞台裏は猫の手も借りたい状況なのだろうと思う。
そこを冷静に、そしていかに余裕を持って次の技へ入って行けるのかがショーの成否に関わって来るのだ。

因みに本物の戦闘機パイロットもこの”空中集合”の訓練にかなりの時間を割くのだとか。
やはり迅速に編隊を組める事は次の動作に早く入る事にも繋がるわけで、なにもそれはアクロバット飛行に限った事では無いのだ。
その結果、次の動作へ余裕を持って入っていく事が出来る。
先にご紹介した原田氏もこの”余裕”を大変重視しているそうだ。

それにしても・・・今回は苦戦だな。
ここんとこいつもか・・・
色味も決まらなければ構成も思いつかない。
まさに五里霧中の心境。
別にゴリラが霧の中で迷ってる訳では無いが、MSIMEの仕業なので晒す。
たぶん知り合いの中にゴリさんがいるからだと思う。
”平気が兵器””変態が編隊”と出るのも、その道の人達特有の現象なのと同じだ。

と言う事で、これ書き終わったら作業に入るよ。
もうあんまり時間が無いからね。

ところで、私にとってアクロは鬼門なのだろうか・・・
昔もかなり苦労したのをすっかり忘れてたよ(´д`)
たしか、海外出張か何かの前夜にビデオの神様が降臨召されて完成したんだよな。

そろそろ降臨してくれんかのう。

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