空にPayback

今日は新宿の伊勢丹やら何やらに出張って冬物を物色。
何やら先日の台風を彷彿とさせるこの時期には珍しく蒸し蒸しとした風の強い日でしたね。

それにしてもここ最近はクソ忙しくてやってられない。
昼間は午前中から打ち合わせに次ぐ打ち合わせで、夜は夜で打ち合わせ。
そんな状況から逃げ出したくてセコく社食でサボってたら見つかってしまい、急遽その場で打ち合わせ。
もうあのサボりスポットが使えないのかと思うと一抹の寂しさも去来しようってもんだ。

社食のビンボースイーツと不味いコーヒーのセット(¥200)を飲みながら音楽を聴くのが楽しみだったのに・・・

仕方が無いので来週からは外の店でサボろうと思う。
それにしても打ち合わせが好きな人が多くて困る。
他部署の人も多いので誰が誰だったのか?な具合で名刺くれよって勢い。
それに、一体何を打ち合わせたのかすら憶えていない程なのだΣ (゚Д゚;)えっ!?


– ブルーインパルス –

さて、アクロバット飛行と言えばフライトシミュレーターをやっている人なら一度はチャレンジしたくなったことがあるのではないだろうか。
そこまでは・・・と思う人でも編隊飛行くらいはチャレンジした事があると思う。

私も当時MSFSでしたが、手ごろなAI機を相手に編隊を挑んだ事もありましたがフラレました。
そう、見事にフラレましたね。


– 加藤寛一朗氏の渾身の名著”零戦の秘術”に繋がる著書 –

私が編隊飛行について興味を持ったのは、「加藤寛一朗(著) 飛行の秘術のはなし」を読んだ時だったと思います。
坂井三郎氏の得意技でもあった旧日本海軍伝統の”左ひねりこみ”を調べていて手にした本でした。
この本の中に元ブルーインパルスの一番機、原田実氏の事が書かれてあった。
原田氏はブルーインパルス第8代リーダーを務められた方で、STOL実験機「飛鳥」の初飛行を任せられた程の腕前を持つ人です。

詳しい事は書きませんが、筆者にして”神クラス”と言わしめた原田氏の言葉は重く鋭い。
たぶん私は氏の話の半分も理解できていないと思う。
時速数百キロで飛びながら、操縦席のミラーに映った自分のバイザーに映る僚機に対して指示を出す事ができる人の話など、私のような常人には到底理解できない世界なのだ。

しかしこの本は後に役に立った。

ひょんな事から私はアクロバット飛行のビデオを作る事になったのだ。


– 847 – 公開は終了いたしました –

ビデオ”SAMURAI DRIVE”でご一緒したPOMさんの知り合いのKendiさんとアクロバットのビデオを作ろうと言う事になったのだ。
本当に人生とは何が起こるかわからない。

このくだりは過去にやっていたblogで綴っていたので、ここをご覧の方の中にも憶えている方もいるのではないだろうか。

因みにこの動画はKendiさんから送られて来たRecord fileを加工して無理やりブルーインパルスにしたものだ。
遊び半分で作った物がHDDの肥やしになっていたので、タイトルとクレジットを付けて限定公開したのだ。

離陸するまでの部分がほぼ最終テイクで、それ以降は仮の状態である事が良くわかる。
かなりいい加減な作りでサーセン(´・ω・`)

でも、この動画がVBIの一番機Tinkさんと初めて出会うキッカケになった事はあまり知られていない。

まさに”蒼い衝撃”!

残念ながらこのプロジェクトは中止となったが、得られるものも多く今でも素晴らしい経験が出来たと思っている。

おかげでこの当時は編隊飛行に目覚たらしく日々訓練に明け暮れていたのだ。
まさに独りブルーインパルス。

MSFSの場合は記録したRecord fileに自分も参加することが出来るので、Kendiさんから送られてきたRecord fileの任意の機体を外して、その空いたところに自分の操縦する機体を参加させる事が可能なのだ。

この方法で何度かアクロバット飛行に挑戦してみたが酷い有様だった。

そんな苦い思いをビデオにした事もあった。
日々の訓練が重要なのは百も承知だが、中々根気良く地味な作業を続ける事は難しい。
そんな事を悶々と考えながら作ったのだ。

剣豪宮本武蔵は著書である五輪書にこう書いている。

千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とす

例え分かっていたとしても中々出来ないのが凡人であり、それが出来た者こそがたどり着ける場所があるのだと思う。


– F-15J Rocky – 公開は終了致しました –

本当はもっとちゃんとしたタイトルがあるのですが、周りが”Rocky! Rocky!!”と呼ぶのでこうなった。

因みにビデオの途中で編隊飛行のコツを伝える教官は黒住三佐と言う方で、私が持ってるDVDでは23SQの教官として登場してましたが、その後AGRの方へ異動されたようです。
F-15Jでの飛行時間が4000時間を越えた猛者だそうです。
これは航空自衛隊でも初めてだそうですが、世界的に見てもF-15で4000時間を越えた人は稀なんだとか。

ということで、長い前フリでしたが次回作が決まりました。


– VBI – Virtual Blue Impluse –

なので、HDDを空けないといけないので、先日まで作っていたビデオはこのままお蔵入りだなと思ったんですが、このビデオがきっかけでTinkさんからVBIさんのビデオ製作のお話を頂いたので、そういう意味でもぞんざいには出来ないのでサクッとミサイルの色を変えて作り直そうかと思っています。

中々時間が無いんですが完成したら公開しますのでお暇な方はお楽しみに。

ここ数日は一発目のビデオで使う音楽を探してたんですが、何曲か良いのが見つかりました。
最初のビデオは短めのになります。
肩慣らしと言うか、ご挨拶と言うか。

来年に作るのが本番と言うか、VBIさんの方もVFATなども控えておりますし、いろいろと水面下でパワーアップ中らしいので、そういうのも含めて来年に何本か作りたいと思っています。

ちょっとLOMACのtrk_fileには厄介な問題があるので、良いビデオが出来るかはわかりませんが微力を尽くしたいと思っています。

 

    • ぽん
    • 2011年 10月 18日

    スゴイ話だ!応援しています(^o^)

    • こっ・・・コーチ!Σ (゚Д゚;)え!?もとい、POMさんこんばんは。
      レッドカーペットさらさらさら~
      応援ありがとうございます。
      そうなんですよ凄い事になってしまったんですよ。
      カッコイイのが出来ると良いのですが・・・

  1. トラックバックはまだありません。

コメントを残す