蒼い衝撃

子供の頃、家族で長野オリンピックの開会式を見に行った。
とても寒くて、じっとしているのが苦手な私は早く終わって欲しいとさえ思っていた。
その中にあって唯一感動したのがブルーインパルスによる展示飛行だった。
後にも先にもブルーインパルスを生で見たのはこの時だけだ。
本当に一瞬の出来事だったけど、当時中学生だった私の脳裏には文字通り蒼い衝撃が深く刻み込まれたのだ。


– 見上げればそこに蒼い衝撃が・・・松島の人々にとっての日常 –

そのブルーインパルスの本拠地が松島基地である事は有名だ。
ブルーインパルスのDVDなどにも訓練の様子が含まれているが、その中で松島基地の姿を見ることが出来る。
とても海から近い綺麗な基地と言う印象があった。
冗談半分で「津波が来たら一発だな」と思った事を覚えている。

総じて日本の空港、とりわけ航空自衛隊の基地は海の近くが多い。
騒音問題やら航路上の安全を考えると下に何もない海が近い方が良いのかもしれないが、海抜が低いところに作られているのが少し気になるのも事実だ。
幸いな事にブルーインパルスは展示飛行を行う為に事前に芦屋基地に移動していて難を逃れたが、残念ながら基地にあったF-2を含む28機が被害にあった。
今回被害にあったF-2はF-2Bと言う複座の物で、これはパイロットの養成の為に使用される機体だ。
なので、こと国防と言う点から考えれば一見問題はないように思えるが、パイロットの養成と言う事を考えればおのずと国防にも問題が出てくる事は否めないので、長期的に考えればこの問題は大きな問題と言えるのだ。

翻って民間の空港なども海の近くが多い。
有名なところで言えば羽田然り、関空然りだ。
これらの津波対策はどのようになっているのだろうか。
ジャーナリズムを標榜するマスコミ各社には、是非この辺りの事などを含めて今回の事を身近な問題として扱って欲しいと思うのは私だけでは無いはずだ。
なぜなら、東京を始めとする国内の大都市はもとより、世界の名立たる大都市の殆どが、いわゆる海抜ゼロメートル(もしくはその付近)と呼ばれる場所にあるのだから・・・


– NYの摩天楼 ウォターフロントと呼ばれる都市は津波に対して無力だ –

いずれにせよ今回松島の空にブルーインパルスが戻って来たと言う事は、徐々にではあるが復興が進んでいる一つの証だと言える。
展示飛行を見た地元の人達にとっては、まさに日常の空が戻って来たとも言えるのではないだろうか。
しかしながら政府が進める復興策が必ずしも機能してるとは言い難く、多くの被災者が非日常の暮らしを強いられているのも現実である。
一日も早く被災者の皆さんに”日常”が戻ってくる事を願わずには要られないのだ。

また、奇しくも今日は先日墜落したF-15Jのフライトレコーダーが回収されたと日でもある。
未だパイロットの行方は分からないものの、フライトレコーダーが回収されたという事は事故原因の究明に一歩近づいた事になる。
これは他の隊員にも起こり得る事故を未然に防ぐ事にも繋がる事なので、大いに評価されるべき事ではないだろうか。

まぁ、F-15Jの写真さえ撮れれば良いやって人には大したニュースではないのでしょうが・・・

と、ここで閉めるとなんのblogかわからないですが、ここはビデオ製作を綴る日記です。
なので無理やりビデオの話をすると、まだ何もやってないのでアレですが・・・製作には思っていた以上に時間が掛かりそうで気が重い。
と言うのは、私は殆どゲームをしないので、あまり大きな声ではいえないが操縦が下手なのである・・・

先日、ちょっとミサイルをぶっ放そうと久しぶりにDACTに挑戦したところ、昔のような生贄状態に戻ってしまっていたのだ。
ほぼ100パーセント撃墜されました。
更に!悲劇はコレだけでは収まらなかったのである。
着陸時のタイヤスモークをリアルにするMODを入れたので、試しに軽く着陸してみたら着陸失敗でゴーアラウンドする間も無く火達磨となってしまったのだ。


– これがその時の模様だ・・・残ったのは残骸のみ(´д`) –

と言う事で、これはまた以前と同じように東進〇イスクールの先生の力を借りて一から勉強し直さないと駄目だと言う結論に達したのだ。

メンドクサイのぉ・・・

  1. トラックバックはまだありません。

コメントを残す