2011年 7月 11日 の記事

Symphonic Suite Yamato

ちょっと帰省してました・・・と、言っても電車で1時間くらいですが┐(゚~゚)┌

やっぱり実家は良いですね。
何もしなくてもご飯が出てくるのが良い。
らくちんなのだ。

明日、明後日と代休なので、ビデオの仕上げでもしようかと思っていたのですが、OSの再インストールをしようかと思っています。
こないだふとSSDを二台と2TBのHDDを一台購入したもので・・・

と言う事でさっきまで色々下準備をしておりました。
必要なドライバ類や必要なアプリなどをあらかじめDVD-RWなどに焼いておくのです。
こうすると作業もスムーズにいくんですよ。

あとは必要なファイルのバックアップをしてました。
結構時間がかかりますよね。
作りかけのビデオの元ファイルなんかも100G位あるので。

さて、先日職場の人がCDを貸してくれた。


– 交響組曲 宇宙戦艦ヤマト –

前回も書いたが、最近私の周りではちょっとしたヤマトブームなのだ。

映画は酷い出来だったけど、音楽には光るものがあった。
ただ、非常に耳に残るキャッチーなメロディーがあったりするものの、ハンス・ジマー風のアレンジが鼻についたのも事実。
そんな事を職場で話していたら貸してくれたのだ。
なんでも、映画Space Battleship ヤマトの音楽は、原作である宇戦艦ヤマトの音楽を踏襲したものなのだそうな。


– 作曲家 宮川泰 –

交響組曲と言うタイトルはマーケティングから来たものだろう。
クラシックと言うよりは、むしろイージーリスニングと言った方がしっくりくる。
尤も、交響組曲自体が曖昧なのでなんとも言えないのですが、ドラムやエレキギターなども入っているのでクラシックという括りでは無いじゃないかと思っています。

ちょっと不安な感じの旋律で始まる一曲目も女性のスキャットが始まると一転、物悲しい中にも壮大な宇宙を感じさせる名曲なのではないだろうか。
こういう音楽をアニメにあてた監督と作曲家のセンスには本当に驚かされる。

悲しいかな、日本の映画監督に優秀な人間は少ない。

日本映画界には黒澤明監督以降、まるで凋落する日本を象徴するかのように酷い映画監督しか出てこなかった。
もしかしたら、この国で才能のある人間は皆アニメの世界に行ってしまったのではないかとさえ思えてくるほどだ。

一昨年にお台場ガンダムを見て、あまりの衝撃からガンダムの映画を生まれて初めて観て感じたのは、監督の富野由悠季氏の才能と脚本の素晴らしさだった。

ロボットアニメの体裁をとっているが、あれは紛れも無く人間ドラマである。
それも、”人間ドラマ”を標榜するくだらない映画やテレビドラマなどが束になって掛かっていっても太刀打ち出来ないほどの”人間ドラマ”なのだ。

話がそれた(゜-゜)\バキ

どの曲も素晴らしいのですが、私が最も気に入ったのは4曲目の出発(たびだち)と言う曲。
壮大なホーンの音色から始まるこの曲が一体どんなシーンに使われたのかを想像するだけでもワクワクするのだ。
特筆すべきは、クライマックスへ向けてベースラインがどんどん早くなっていくところ。
出発の時の、あの高揚感のようなものを表現しているのだと思う。
一回聴いただけで好きになる曲ってあまり無いけど、これは一回で好きになりました。


– 出発(たびだち) この音楽がどんなシーンに使われたのか気になる –

次に気に入ったのはイスカンダルという曲です。


– イスカンダル –

これはもう、冒頭に言いましたように”これぞイージーリスニング”と言う曲ですね。
城達也氏のナレーションとか入れたら、気分はもうJET STREAMって感じではないでしょうか?
物悲しくもあり、美しく、それでいてゴージャスな感じもあって、まさにイージーリスニングの王道と言った感じ。

明日もこれを聴きながらOSの再インストールをしたいと思う。
無事に終わる事を願いつつ・・・おやすみなさい(・ω・)ノ