2011年 6月 9日 の記事

ググれカス

どうやら梅雨の中休みといった感じで、先日までの蒸暑い日が嘘のように涼しくなりましたが皆さん如何お過ごしでしょうか。
つい先日まであんなに暑かったのに今日は22度だったそう。

でも湿気っぽいので梅雨は嫌だ(´д`)

さて、「ググれカス」と言えば掲示板などでご活躍の有象無象らが嬉々として使うネットスラングのひとつだ。
そんな”ググれカス”の”ググ”の部分がGoogleのことを指す事は周知の事実である。
いわば、Googleとはネット検索の代名詞なのだ。


– 1998年9月7日にアパートの一室で起業 –

今では様々なサービスを行い、ネット界の巨人へと成長したアメリカ合衆国の企業だ。
メールに地図に翻訳、その他諸々のサービスの中にはブラウザなんかもある。
と言う事で、早速Google Chromeをインストールしてみた。
IE9がXPに対応していないので良さげなブラウザを探していたのだ。
が、あまり感じるものが無かったのでアンインストールしたのが先日の話・・・これでGoogle Chromeともおさらばしたはずだった。

正規の手順を踏んでアンインストールしたので安心していたのですが、さすがは過去に世界を植民地化しようとしていた子孫の末裔である。
削除したはずが、しぶとく生き残って活動している奴がいたのだ。

昨日ビデオの製作作業を再開しようと思ってPCを起動すると、”googleupdate.exe”がなんたらかんたらと言うエラーメッセージが出た。
何かをやろうとするたびに、このgoogleupdate.exeとやらが「正しいイメージではない」とか何とか言って駄々をこねるのだ。
面倒だけど原因を究明しないと作業に入れないので、「ググれカス」の精神でググることに。

Googleのせいでトラぶった原因を、Googleを使って究明するというのはなんとも皮肉な事である。
本当に白人の巧妙さには参ってしまう。
戦後のパン食や肉食を奨励し、日本人のアイデンティティーを破壊した食料政策然りと言っては言いすぎだろうか。


– 戦後各地では啓蒙活動が行なわれた。それ故、小麦や肉の消費は一気に増えた。-

色々調べていると私と同じようにGoogle Chromeをインストールしたせいで(正確に言うとその後アンインストールしたせいで)このgoogleupdate.exeの被害に苦しむ人は多い。
そう言えばQuickTimeなんかも昔は”ゾンビウェア”などと揶揄されていたのを思い出した。
“qttask”と言うのが勝手に常駐してしまい、削除しても何度も復活するさまをゾンビと表現していたのだ。
今回のgoogleupdate.exeも検索してヒットした手順で削除するとエラー表示は出なくなった。

先ほどの食料政策ではないが、白人の巧妙さは単なる押し付けでないところにある。
お肉やパンが美味しいのと同じで、GoogleやQuickTimeなども利用者からすれば便利なのである。
便利さゆえにそこから抜け出す事が出来なくなり、いつしかそれを使い続けなければならなくなるように上手く出来ているのだ。
なので使用を止めた者がエラーで苦しもうが、勝手に常駐されるのを不快に思おうが彼らにとっては関係ないのである。

その証拠に、Googleupdate.exeの問題を解決する方法はGoogle Chromeの公式サイトには載ってはいないのだ。

Googleと言う企業は学生にも人気の企業でCoolなイメージがある反面、ストリートビューでのプライバシーの侵害や、最近では書籍などの電子化に伴う著作権者との確執など、少しダーティーなイメージも見え隠れする。
私企業なんだから利益を追求する上で軋轢が生じる事は理解できるが、扱っているものが情報であり、その大半を巨大な私企業一社が独占してしまう事に恐れを感じるのだ。