Time goes by

昨夜は、こないだのGWを譲ってあげた仲良しおじさん達から”お礼の晩餐”に招待されていたのであった。
仲良しおじさん達の伝家の宝刀である”おやじギャグ”を肴に、美味しいお酒と美味しい料理を楽しんだひと時であった。
来月にはこの仲良しおじさんの一人を含めた5人で海外出張に行く事になった。
2年ぶりのロサンゼルスなので、軍資金をたんまりと準備して行こうと思う。
なぜなら、向こうには日本では買えないレアなCDとか扱ってるイカガワしいショップが沢山あるのだ。
いわゆるブート盤という奴ですな┐(゚~゚)┌

それには仕事を頑張って何とかフリーな時間を作らねばならない。
後は今回同行するカタブツ君の目を如何にして欺くかもポイントになる。
最近はマニュアル通りにしか動けないカタブツ君が増えて困る。
ある意味、日本型エリートの限界を垣間見る思いだ。
昨夜の宴も、実はカタブツ君対策の作戦会議を兼ねていたのだ。

おじさんも私も実はワルなのであった( ゚∀゚)アヒャ

という事でちょっと仕込みにも青森・・・じゃなかった飽きた。
ツーことで、F-2の続きを塗るよ!(おやじギャグ二連発(・∀・)イイ!!


– MITSUBISHI F-2(もどき) コーションマークを作るのが大変だった –

当然の如く、Lock On FC2.0にはF-2はおろか航空自衛隊の飛行機は一機も入っていない。
なので、自分で塗るかリペインターの方々が公開されているSkinを入れるしか無いのだが、F-2自体はMODですら存在しないので、F-16をF-2に見立てて塗るしかない。

でも、F-2とF-16はかなり違う。
おまけに、実機とゲーム内のモデルとでは微妙に形状が異なるのは当たり前。
図面を元に作っている訳ではないので、全く同じになる訳はありません。
逆に言うと、ここがモデラーの腕の見せ所であり、モデラーのセンスが光るところでもある訳ですね。

資料として写真を見たりするわけですが、これとて厳密に言えば歪んでいる訳ですよ。
この歪みを頭の中で補正しながらモデラーは作る訳ですね。
他にはプラモデルを参考にして作る場合もありますが、それとて原型を作る人の感性によって実機とは違う事は当たり前らしい。

学生時代にアルバイトで映画のセットなどを作る会社で働いていた事があるのですが、街並みなどを作るの際に、仮に図面があっても参考程度に止めていたのが印象的でした。
大きな物を小さく作ると印象が変わるからなんだそうです。
どんなに正確に作っても模型は所詮模型なので、現物の持つ重厚感などは再現できない訳ですが、ここにモデラーの感性が入ることでグッとリアリティがー増して来るんだそうです。
つまり、実際と同じものを単純に縮小するのではなく、若干の”嘘”を入れて作ると本物のように見えるんだそうです。
いわゆる”大工の嘘”と言うのに似ているかもしれません。


– 第3飛行隊所属の#507 兜武者のマークがカッコイイ –

コーションマークやら、尾翼のマークやらを用意するのは結構大変。
尾翼のマークはネットで検索したステッカーをPhotoshopで加工して使いました。
このマークが兜を身に着けた武者だと言う事を今回初めて知ったのはナイショ(゚ε゚)
コーションマークの方は写真を元に手作り。
書かれている文面がわからなかったので、ネットで検索するのに物凄く時間が掛かった。
こういうマークとかって、やはりリペインターの方達は手作業で作られるのでしょうかね?
「フォントとかは自分で作る」って前に聞いた事があります。
まぁ、私の場合はビデオで使うだけなので、そこまでやる必要は無いわけですが┐(゚~゚)┌


– MUMBO-ECHOさん作 MITSUBISHI F-2 / FS2004 –

”手塗り派”のリペインターの中では群を抜く実力者だと思います。
特にご本人も拘っていらっしゃった”汚し”は見事で、FS界では”汚しのマンボ”の異名を持つほどでした。
私も様々なリペインターの方や、アドオンクリエイターの方とビデオ作りを通じて知り合いになりましたが、凄い作品を作られる方はそれぞれ一家言ありまして、人としても大変魅力的な方が多かったように思います。

現実に存在する物を、言わば”絵”にする訳ですから、そこにはリペインター個々の感性が重要になります。
ただ正確に塗れば良いと言うのとはちょっと違うんだと思うんです。
それこそがクリエイターにとって最も大切な個性なんだと思うのですが如何でしょうか。

あくまでも私見ですが、世の中には上手にリペイントする人は大勢いると思います。
ですが、凄いと思わせるリペイントには中々出会えません。
MUMBO-ECHOさんの作品は、私にとって数少ない凄いリペイントの一つなのです。

残念ながら、もう二度とMUMBO-ECHOさんの新作を目にする事は出来なくなってしまいました。
思い起こせば、あまりにも無知な私の質問にも親切丁寧に答えてくれる優しい方でした。
もうお話する事も叶わないのかと思うと本当に残念でなりません。

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